スタッフコラム「ゴルフボディを作る」

第8回 クラブを使用した「ラウンド前ストレッチ」

皆さん、こんにちは。トレーナーの小林彩佳です。

今回ご紹介する内容は、ラウンド前の5分でできるクラブを使用したゴルフストレッチです。

ゴルフ場に到着して、すぐにボールを打っていませんか?

ボールを打つ前に、練習場でストレッチをすることで、プレー中の怪我を未然に防ぐことができます。
また関節可動域が広がることで、体重移動や回転運動がスムーズに動きやすくなります。

ほんの数分のストレッチの時間が、プレー中の疲れやスイングの乱れを防ぐことができますのでぜひ、やってみてください。

1. 体側伸ばし
クラブの両端を握り、両手を上に伸ばしたら左右にゆっくり身体を倒します。呼吸は止めずにゆっくりと横腹、広背筋が伸ばされているイメージで行います。
2. 胸と背中伸ばし
クラブの両端を握り、胸の前にクラブを出し背中を丸めます。続いて背中側にクラブを回し、胸を張り、肩と胸のストレッチを行います。
3. 肩と背中伸ばし
クラブを支えにして、前方に身体を倒します。肩から背中を伸ばすイメージでゆっくり伸ばしましょう。
4. 前後足揺らし
クラブで身体を支え、片足づつ前後に足をスイングさせていきます。股関節を動かしながらほぐすイメージで行いましょう。
5. 左右足揺らし
クラブで身体を支え、片足づつ左右に足をスイングさせていきます。股関節を動かしながらほぐすイメージで行いましょう。
6. 股関節伸ばし
スクワットの姿勢から反動を使って上下に身体を揺らし、体重を股関節で受け止めるイメージでストレッチしましょう。
7. 捻じり運動
クラブを肩に担ぎ、左右へゆっくりと捻じります。お腹をへこましながら捻じるイメージで行いましょう。
8. 逆側素振り
最後は、ゆっくり大きく左側で素振り(右打ちの場合)をしていきましょう。全身をほぐすようなイメージで行うことで、スタート前にリラックスした状態で臨めます。
ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。
小林 彩佳
小林 彩佳

宮里藍プロ、有村知恵プロと同じ東北高校ゴルフ部出身。ゴルフをはじめて2年目で出場した長野県ジュニアゴルフ選手権で優勝経験も。全国高等学校ゴルフ選手権団体戦5連覇時の部員として、レギュラーメンバーのボディコンディショニング等チームをサポート。同期には、現在もコンディショニングを担当している木戸愛プロや大和笑莉奈プロなどがいる。

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