スタッフコラム「ゴルフボディを作る」

第512回 下半身の安定性は足首から作る!

トータルゴルフフィットネス トレーナーの菅原です。
今回は足首の柔軟性をアップさせるエクササイズをご紹介させて頂きます。

足首の柔軟性が低下すると、アドレスの際に前傾姿勢がうまく取れないことや、スイング中に足がめくれ重心の左右のブレが大きくなるようなミスに繋がります。
また、つま先上がりやつま先さがりなどさまざまな傾斜地でうまくアドレスが取れないなど、とても大きなエラーにも繋がります。
このように足首の柔軟性が低下するだけで色々なスイングのエラーにも繋がってしまうとても重要な関節です。
そこで今回は、ご自身の足首が硬いのかどうなのかも判断をしながら実際にエクササイズを行っていきましょう。

動画内にて同時にエクササイズを実践できますので合わせてご覧ください。

足首の柔軟性チェック

まず初めに足首の柔軟性が備わっているかのチェックを実践したいと思います。

  1. 両足を合わせて立ちます
  2. 手を前に伸ばしたまま深くしゃがみます

★クリア条件:踵が地面についた状態をキープできる
踵が浮いてしまったり、重心が後ろに行き倒れてしまう方は足首の柔軟性がない傾向にあります。

それではここから足首の柔軟性をアップさせるエクササイズを行っていきましょう。

エクササイズ紹介

足首の回旋ストレッチ

まずご紹介するのは「足首の回旋のストレッチ」です。
  1. 床に座り足を4の字に組みます
  2. 片手で足首、もう片方でつま先を持ちます
  3. 足首をゆっくり回します
  4. 左右回し5回行います
ポイント
・小さい動きから始め、徐々に大きく動かします

前脛骨筋(すね)ストレッチ

次にご紹介をするのは「足首の曲げ伸ばしのストレッチ」です。
  1. 床に座り膝を伸ばします
  2. つま先をまっすぐ伸ばします(底屈の動き)
  3. 少し戻し、底屈の動きを繰り返します
  4. 5回行います

ふくらはぎストレッチ

最後にご紹介をするのは「ふくらはぎのストレッチ」です。
  1. 片膝立ちになります
  2. つま先と膝の向きを合わせます
  3. 体重をつま先にかけながら足首を曲げます
  4. 5回行います
ポイント
・つま先に体重をかけた際に踵が浮かないようにします

まとめ

今回ご紹介したのは足首のエクササイズです。
下半身の安定性を作る上で足首の柔軟性は欠かせません。
スイング中のバランス感覚や安定性が少し欠けてきたなと思われている方は、1日3分ほどで出来るエクササイズとなっていますのでぜひ足首のエクササイズを取り入れてみてください。
足首の柔軟性を鍛えて安定感のある下半身を鍛え上げましょう。

下半身の安定性を高めるために!

トータルゴルフフィットネスでは、ゴルファーの願いを最短で叶えるために、トレーナーとコーチが連携してカラダのチェック・スイングのチェックを行います。
『カラダの問題点』『ゴルフスイングの問題点』を明確にし、効率的なゴルフスイングを身につけるための提案を行います。
ゴルフレッスンだけではなかなか修正が難しかったフィジカル面の課題もゴルフ専門のトレーナーがしっかりと見極めて改善へ導きます。



菅原 賢
トータルゴルフフィットネス支配人
2002年からJGTOツアー帯同トレーナー・LPGAツアー帯同トレーナーとして数多くのプロゴルファーを優勝に導く。2007年には、ゴルファーを一生涯ゴルフができる環境を作りたいと「トータルゴルフフィットネス」を東京新宿に設立。アマチュアからプロゴルファーのゴルフフィットネスの聖地として数多くのゴルファーから支持されている。現在もJOC日本オリンピック委員会医科学強化スタッフとしてアスリートを指導している。
ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。
菅原 賢
菅原 賢

トータルゴルフフィットネス支配人。2022年からJGTOツアー帯同トレーナー・LPGAツアー帯同トレーナーとして数多くのプロゴルファーを優勝に導く。2007年には、ゴルファーを一生涯ゴルフができる環境を作りたいと「トータルゴルフフィットネス」を東京新宿に設立。アマチュアからプロゴルファーのゴルフフィットネスの聖地として数多くのゴルファーから支持されている。JOC日本オリンピック委員会医科学強化スタッフとしてアスリートを指導している。

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