スタッフコラム「ゴルフボディを作る」

第24回 股関節を柔軟にして再現性を高める方法 〜初級編〜

皆さん、こんにちは。ゴルフトレーナーの菅原です。

ゴルフで重要な関節と言えば股関節!
股関節が使えるようになると、前傾姿勢が自然にとれてアドレスも構えやすくなります。

またスイング時の体重移動もスムーズになり、回旋動作がしやすくなります。股関節の動きを改善するだけで、ゴルフが劇的に変わるかもしれません。

ぜひ、一緒に柔軟性を高めて使える股関節目指しましょう!

今回はゴルファーのための「股関節を柔軟にして再現性を高める方法 〜初級編〜」をお伝えします。

1. 内回し・外回し運動
両手で太ももを持ち、内側、外側にリズムよく捻じります。股関節をこれから動かすので、ウォーミングアップとして行いましょう。片側10回行ったら逆側も行います。
2. 内ねじり・外ねじり運動
両足を肩幅より広くひろげ、両膝を90度くらい曲げて座ります。ゆっくり膝を内側に倒します。膝に痛みがでないように、意識するところは、股関節から捻じるように内側に倒します。左右交互に10回行います。
3. 股関節ねじり運動
両足を広げ、膝を伸ばして座ります。膝を伸ばしているので、少し難しくなりますが、太ももを内側に捻っていきます。左右交互に行い、左右の股関節の動きの差を感じながら行いましょう。左右交互に10回行います。
4. 内もも伸ばし
片膝を立て、逆側の足は伸ばし、身体を前に倒します。片側づつ行うことで、より内ももが伸びやすくなります。片側づつ10回行います。
5. 骨盤前後運動
開脚して座り、両手で身体を支えます。支えながら、骨盤のみを前後に動かします。腰を反る動き、丸める動きを交互に行います。前後交互に10回行います。
6. もも前&裏側伸ばし
片膝を着き、重心を前に移動して、ももの前側を伸ばします。次いで曲げている膝を伸ばし、ももの裏側を伸ばします。表と裏を交互に10回伸ばしましょう。
ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。
菅原 賢
菅原 賢

トータルゴルフフィットネス支配人。2022年からJGTOツアー帯同トレーナー・LPGAツアー帯同トレーナーとして数多くのプロゴルファーを優勝に導く。2007年には、ゴルファーを一生涯ゴルフができる環境を作りたいと「トータルゴルフフィットネス」を東京新宿に設立。アマチュアからプロゴルファーのゴルフフィットネスの聖地として数多くのゴルファーから支持されている。JOC日本オリンピック委員会医科学強化スタッフとしてアスリートを指導している。

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