スタッフコラム「ゴルフボディを作る」

第397回 シニアゴルファー必見!10分週3回トレーニングでゴルフ寿命を延ばす!

皆さん、こんにちは。トータルゴルフフィットネス代表の菅原賢です。
今回は、週3回10分のトレーニングで「ゴルフ寿命を延ばすトレーニング」についてお伝えします!

日本人は平均寿命が長く、長寿大国とも言われています。一方で、厚労省の調査では、男性で平均9.13年、女性12.68年と支援や介護が必要な期間となっており、年々、平均寿命と健康寿命の差が拡がっているのが現状です。ただ長生きするだけでなく、いかに健康で過ごせるかということが非常に大切です。
そしてゴルフをしている方には、1年でも長くゴルフをしていただきたい!「100歳で100切り!」そんな気持ちでシニアゴルファーの方のトレーニングを日々指導しております。

年齢を重ねるにつれて、下半身の筋力が急激に落ちる時期があります。柔軟性がなくなり筋力が低下すると飛距離が落ちるだけでなく、怪我との戦いになり、痛みが出ることでゴルフの練習をしなくなり、年々、ゴルフのレベルが維持できなくなるという悪循環に陥ります。
末永くゴルフライフを楽しむために、そしてゴルフ寿命を延ばすために正しいトレーニングの方法をお伝えしますので、是非ご覧ください。

トレーニングをする前に行う3つのゴルフボディチェック

トレーニングをする前に、自分自身の身体がどのような状態にあるか確認することが大切です。

1. しゃがみ込みチェック

両手を前に伸ばし、両足を閉じ
ゆっくりとしゃがみ込む
・深くしゃがめれば合格
・しゃがめなければ不合格

下半身の筋力に大切な足首・膝・股関節の柔軟性と筋力を測定する指標になる

2. 片足スクワットチェック

片足立ちになり、ゆっくりとしゃがみ込む。膝がつま先より前に出ないように5回繰り返す
・5回連続でできれば合格
・できなければ不合格

3. 片足スイングチェック

片足立ちになり左右にゆっくりと足をスイング。
・5回連続でできれば合格!
・できなければ不合格!

まずは、スイングをするうえで大切な3つの筋力・バランスチェックがスムーズできているか確認します。
現状の身体の状態を知ることで、自分に何が足りないかを感じることができます。

ゴルフ寿命を延ばす3つのトレーニング(下半身編)

続いて行う3つのトレーニングを毎日行うことで、下半身の筋力が増しゴルフスイングがしやすい身体を手に入れることができます。ぜひ、やってみましょう!

1. スクワット

足幅はアドレスの幅でつま先よりも膝が前に
出ないようにゆっくりと腰を落とす。
お尻を後ろに突き出すイメージでやると
スムーズにできる。

2. フロントランジ

足を前に踏み込む動作
上半身がグラグラしないように気をつけて
前に踏み込む。膝がつま先よりも前に出ないように。

3. サイドランジ

股関節を広げ片側に体重を移動。
股関節で受け止めるイメージで行う
左右各10回づつ繰り返す

詳しくは動画で説明しております。ぜひご覧ください。

ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。
菅原 賢
菅原 賢

トータルゴルフフィットネス支配人。2022年からJGTOツアー帯同トレーナー・LPGAツアー帯同トレーナーとして数多くのプロゴルファーを優勝に導く。2007年には、ゴルファーを一生涯ゴルフができる環境を作りたいと「トータルゴルフフィットネス」を東京新宿に設立。アマチュアからプロゴルファーのゴルフフィットネスの聖地として数多くのゴルファーから支持されている。JOC日本オリンピック委員会医科学強化スタッフとしてアスリートを指導している。

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