スタッフコラム「ゴルフボディを作る」

第456回 シャンクはなぜ起きるか。シャンク克服ドリルを紹介します!

トータルゴルフフィットネス ゴルフコーチの赤坂です!

今回のテーマは『シャンク』についてです!
当クラブでもシャンクのご質問はたくさん頂きます。
その中でも多くの質問をいただいた例をご紹介させて頂きます。

「シャンクが出ると止まりません。途中で帰りたくなります。シャンクが出た時の解決方法を教えてください。」
というような内容をたくさん頂いておりますので、これに対して解決策をご紹介させて頂きます。

ボールがヒールに当たり右45度に飛んだシャンクを仮定します。
このシャンクをしてしまった後、皆さんはどのような気持ちでスイングをしますか?
もちろん『次はシャンクしたくない!』と思いますね。
その気持ちからスイングが左方向に振ってきてしまいます。

結論から言いますと、これが最大の『シャンク』の原因です!

ではなぜその現象が起こってしまうのでしょうか。

なぜかと言いますと、シャンクをしてしまっている方の多くはクラブが内側から下ろしすぎてヒールヒットをしていると勘違いしている事です。
実際には、クラブの切り返しのタイミングでクラブがカラダの遠くに来てしまっています。
いわゆるアウトサイドイン軌道です。
この結果、カラダからクラブが離れたままスイングをし、ヘッドを無理やり落としてスイングすることでヒールに当たりやすい状況を作ってしまっているのです。

シャンクを防ぐにはカラダとクラブの距離を遠ざけないようにする事がとても大事になってきます。
なので、シャンクをしてしまった場合、
『もう一度シャンクをしてください!』

これがなぜかと言いますと、右に打つ意識を持つことでクラブをカラダに近づけて下そうと自然に体が動きます。
ですがこの動きをしてもまたシャンクした!そのような意見が多く出ると思います。
安心してください。今起きているシャンクはヒールシャンクではなく、トゥーシャンクです。
トゥーシャンクはシャンク改善できている証拠です!
それではシャンク改善のドリルをご紹介します!

シャンク改善のドリル

シャンクの起こってしまっている原因と改善エクササイズを合わせてご覧になりたい方はこちらからご覧ください。

今皆さんが抱えているヒールシャンクを治すドリルです!

  1. ボールの横にゴムティ(何かしらの障害物)を置きます
  2. ボールの横に置いたゴムティが飛んでいかないようにスイングをします

※ゴムティも飛んでいってしまったらヒールシャンクをしてしまっている証拠です。

『ヒールにボールが一番当たりづらいインサイドアウトの軌道でクラブを下ろしフェースを返してスイングする』が最もシャンク改善に繋がりますので是非実践してみてください!

ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。
赤坂 友昭
赤坂 友昭

福岡県出身。JGTOツアーカード保有。
12歳の時にゴルフ練習場へ行きゴルフを始める。ジュニアの試合や日刊アマチュア全日本選手権などに出場して腕を磨き、アマチュア時代には福岡県の強化選手に選ばれるなど活躍。
現在はクラブの特性を活かす道具の使い方、運動力学による効率の良い体の使い方、運動学習を基にした指導法をベースに物理的な側面からレッスン活動を行っている。

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