利用者様
予約

スタッフコラム
「ゴルフボディを作る」

STAFF COLUMN

ゴルフ捻転差で飛距離30ヤードアップ!90%のゴルファーが知らない身体の秘密

「なぜ若い頃より飛距離が落ちたのか?」

もしあなたがこの疑問を抱いているなら、答えは筋力低下ではありません。実は捻転差という身体の使い方にあるのです。

プロゴルファーを数多く指導してきたゴルフ専門トレーナーとして断言します:正しい捻転差を身につければ、年齢に関係なく飛距離は必ず伸びます。

捻転差とは何か?なぜ飛距離に直結するのか

捻転差の正体

捻転差とは、バックスイング時に骨盤のラインに対して肩のラインがどれくらい回転しているかの角度差のことです。この角度が大きければ大きいほど、強力なパワーが生まれます。

想像してみてください。ゴムを強くねじって手を離すと、勢いよく戻りますよね。身体も同じ原理で、上半身と下半身の角度差が大きいほど、ダウンスイング時に爆発的なパワーが生まれるのです。

なぜ多くのゴルファーが飛距離を失うのか

多くのゴルファーが犯している致命的なミスは、バックスイング時に骨盤も肩も一緒に回してしまうことです。これでは捻転差が生まれず、腕の力だけでボールを飛ばそうとして、結果的に力んでしまいます。

力みは飛距離の大敵です。捻転差がないと、どうしても腕を使ってスイングスピードを高めようとしてしまい、これが上半身の力みの原因となるのです。

捻転差を生み出す身体の条件

下半身の定性が全ての基盤

捻転差を高めるためには、骨盤を安定させ、上半身が上手く回る必要があります。つまり、下半身はどっしりと構え、上半身だけを柔らかく回転させる身体の分離動作が重要なのです。

軟性と筋力のバランス

力まず捻転差を生むためには、上半身と下半身が柔らかく別々の動きができる身体づくりが不可欠です。これには以下の要素が必要です:

胸椎(背骨の上部)の回旋可動域
股関節の安定性
体幹の筋力
肩甲骨周りの柔軟性

 

捻転差アップのための8つの特別エクササイズ

基本レベル(1-3)

1. ツイスト運動
両手を広げ、膝を90度に曲げて左右交互に倒します。ゆっくり交互に行い、左右差がないか確かめながら実施してください。交互に10回行います。

ポイント:肩が床から浮かないよう注意し、腰の回旋を意識しましょう。

2. 片側ツイスト運動
両手を伸ばし、片方ずつ膝を床につけるように、ゆっくり反動をつけながら行います。両肩が浮かないように気をつけて、片側10回ずつ実施します。

ポイント:上半身の安定性を保ちながら、下半身だけを動かす感覚を養います。

3. うつ伏せ下半身ねじり
両手を90度に曲げ、うつ伏せになります。胸を床に付けた状態で下半身を逆側に捻ります。片側ずつ10回行います。

ポイント:胸が床から離れないよう意識し、下半身の独立した動きを習得します。

中級レベル(4-6)

4. うつ伏せ上半身ねじり
両手を伸ばし、うつ伏せに寝ます。両膝は床につけた状態で、上半身だけを捻ります。胸を真上に向けるイメージで片側ずつ10回行います。

ポイント:下半身を固定し、上半身の回旋可動域を最大限に使います。
 

5. 肩入れストレッチ
下半身はスクワットの姿勢で上半身は肘をできるだけ伸ばしながら肩を入れていきます。交互に反動をつけて、交互に10回ずつ行います。

ポイント:ゴルフのアドレス姿勢に近い状態で回旋動作を練習できます。

6. プロペラツイスト
両足を開き、逆側の足首にタッチするように身体を捻ります。左右交互に10回行います。

ポイント:全身の連動性を高め、実際のスイング動作に近い動きを習得します。

上級レベル(7-8)

7. ランジツイスト
フロントランジの姿勢から片側は足首を握り、逆の手は真上に上げるように捻っていきます。片側ずつ10回行います。

ポイント:下半身の安定性と上半身の可動域を同時に鍛える高度なエクササイズです。

8. ももあげツイスト
頭の上で手を組み、膝をあげながら、逆側に身体を捻ります。交互に10回行います。

ポイント:バランス感覚と回旋動作を組み合わせた実践的なトレーニングです。

 

捻転差トレーニングの効果的な実践方法

週3回の継続が成功の鍵

これらのエクササイズは週3回、各エクササイズを2セットずつ行うことをお勧めします。身体の変化を実感するには、最低でも4週間の継続が必要です。

練習場での応用

エクササイズで身につけた身体の動きを、実際のスイングに活かすことが重要です。練習場では以下を意識してください:

アドレス時の下半身の安定感
バックスイング時の骨盤の固定
上半身だけの回旋動作

FAQ:よくある質問

Q: 捻転差はどのくらいの角度が理想的ですか?

A: 一般的に、肩の回転角度が骨盤の回転角度より30-45度大きいのが理想とされています。ただし、個人の身体的特徴により適切な角度は異なります。

Q: 身体が硬くても捻転差は作れますか?

A: はい、可能です。今回紹介したエクササイズを継続することで、必要な柔軟性は身につきます。特にシニアゴルファーの方でも、適切な指導のもとで確実に改善できます。

Q: どのくらいの期間で効果が現れますか?

A: 個人差がありますが、週3回の継続で4-6週間後には身体の変化を実感できます。飛距離の向上は8-12週間後に現れることが多いです。

Q: 捻転差を意識しすぎて力んでしまいます

A: 最初は意識しすぎて力むことがありますが、エクササイズで身体の動きが自然になれば、力みは解消されます。まずは身体づくりに集中しましょう。

Q: 腰痛があっても実践できますか?

A: 腰痛がある場合は、必ず専門家に相談してから実践してください。適切な指導のもとであれば、むしろ腰痛改善にも効果的です。

まとめ:捻転差で新たなゴルフライフを

捻転差は、年齢に関係なく飛距離を向上させる最も効果的な方法の一つです。重要なポイントを再確認しましょう:

下半身の安定性と上半身の柔軟性
継続的なエクササイズの実践
正しい身体の使い方の習得
力みのない自然なスイング

もしあなたが本格的にゴルフの飛距離向上を目指すなら、一人で悩まず専門家のサポートを受けることをお勧めします。ゴルフに特化したトレーナーによる個別指導で、あなたの身体の特徴に合わせた最適なプログラムを提供できます。

正しい身体づくりと適切な指導があれば、きっと理想的な捻転差を身につけ、飛距離アップを実現できるはずです。あなたのゴルフライフがより充実したものになることを心から願っています。

ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。

詳しくはこちら

コラム一覧へ

まずはお気軽に体験から

TRIAL

見学、ゴルフレッスンのみ体験も受け付けております。
お気軽にお申し込みくださいませ。

詳しく見る

トータルゴルフフィットネス オンラインショップ
上部へスクロール