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スタッフコラム
「ゴルフボディを作る」

STAFF COLUMN

ゴルフスイングで飛距離アップを目指すなら「頭の安定」がカギ!頭が動かない体の使い方とトレーニング法

「飛距離が伸びない…」「ミート率が安定しない…」「スイング中に頭が動いている気がする…」

こうした悩み、実は密接につながっています。

特にスイング中の「頭の動き」は、軸のブレや体のバランスを崩す大きな原因。結果として、ボールに正確に力が伝わらず、飛距離が伸び悩む原因になります。

この記事では、飛距離アップを目指すゴルファーに向けて、

  • スイング中に頭が動いてしまう原因

  • 頭の安定=軸の安定が飛距離に直結する理由

  • 自宅でできる簡単トレーニング

をプロの視点でわかりやすく解説します。特にトレーニング未経験の方でも取り組める内容にしていますので、ぜひ最後までご覧ください。

飛距離アップには「頭の安定」が不可欠な理由

1. 頭が動く=軸がブレる=パワーロス

スイング中に頭が上下左右に動いてしまうと、身体の中心軸がズレてしまいます。すると…

  • インパクトで芯を外しやすい

  • 体重移動がズレて力が逃げる

  • バランスを崩しフィニッシュが安定しない

こうした要素が積み重なり、飛距離のロスに直結します。

2. 上手く打てた「気がする」のに飛ばない人の典型

「振った感じは良かったのに、思ったほど飛んでいない」——それ、実は頭が少しブレただけでエネルギーがロスしていることがほとんどです。

つまり、頭の安定こそが“パワーの伝達率”を最大化するポイントなのです。

なぜ頭が動いてしまうのか?3つの原因

原因1.胸椎の可動域低下による軸ブレ

胸椎や肩甲骨の可動域が狭いと、トップで無理に回そうとして頭ごと引っ張られてしまう傾向があります。特に胸椎が猫背気味の人は軸ブレしやすくなります。

原因2.体幹の弱さとバランス不足

スイング中に軸を保つには、腹筋・背筋・臀部などの体幹筋が重要。体幹が弱いと、クラブの動きに身体が耐えられず、自然と頭が揺れてしまいます。

原因3. フォームの癖や間違った意識

「ボールを見すぎる」「頭を残そうと意識しすぎて逆に動く」など、フォーム的な要因も見逃せません。

飛距離アップのための「頭のブレ改善」エクササイズ3選

1. 壁ドリル(頭の固定を体感)

正しい感覚を身に着けるためのエクササイズです。どうしても頭が動いてしまう、苦しくて難しい方はそれがわかれば十分です。次のエクササイズに進みましょう。

やり方

  1. 壁に額を軽くつけてアドレス

  2. バックスイング~フォローまで頭を壁につけたまま動かす意識で素振り(3時~9時くらいの振り幅)

  3. 10回×2セット

効果:頭の余分な動きを体感し、正しい軸感覚が身につきます。

2. キャット&ドッグ(動的ストレッチで背骨の柔軟性UP)

やり方

  1. 四つん這いになり、息を吐きながら背中を丸める

  2. 息を吸いながら背中を反らす

  3. 10回繰り返す

効果:脊柱起立筋・胸椎周囲の柔軟性アップで、スイング中の姿勢維持力が向上

3. チェストアップ ストレッチ(胸椎の可動域UP)

やり方

  1. 両手を腰に当て、胸を軽く前に張るように引き上げる

  2. 肩甲骨をやや寄せながら、顎を軽く引く

  3. 10秒キープ × 3セット

効果:猫背特有の丸まりを緩和し、上半身が回りやすくなる

4. プランク(体幹安定トレ)

やり方

  1. 肘とつま先で身体を一直線に支える(30秒キープ)

  2. 呼吸は止めずに、腹部と臀部に意識を集中

  3. 慣れてきたら1分に延長

効果:スイング中のバランス保持能力UP。頭の無駄な動きを抑える基礎づくりに。

5. ミラー素振り(目線と姿勢を可視化)

やり方

  1. 鏡の前でスローモーションのように素振りを行いながら、「アドレス〜フィニッシュまで頭の高さが保てているか」を視覚的にチェックします。

    スマホで撮影してチェックするのもおすすめです。

  2. 猫背にならないようにしっかり胸を張った素振りをゆっくりと行い、体を回す向きや力が入る場所などを徹底的に意識します。

効果:正しい動きのときにどのような感覚になるか覚えておくことで、鏡を見なくても同じ動きができるようにする。

飛距離アップに繋げる正しい意識とスイングのポイント

  • 「頭を残す」ではなく「背骨を軸に回る」

  • 下半身主導で身体を回転させる

  • フィニッシュでの姿勢安定が頭の安定につながる

無理に“頭を止める”のではなく、自然とブレない身体の使い方を身につけることが重要です。

自分の弱点を知れば、飛距離はまだ伸びる

あなたの頭が動いてしまう原因は、「体幹」か「柔軟性」か、それとも「意識のクセ」か?

それを明確にした上で、自分に合った方法で改善すれば、無理なく飛距離アップは可能です。

専門トレーナーによる指導で、効率よく成果を出す

自分で改善するのが難しい方には、ゴルフ専門トレーナーのサポートがおすすめです。

  • 個別の動きやクセを分析

  • 専用メニューで効率よく改善

  • 無理なく継続できるから飛距離が伸びる

まずは体験トレーニングで、あなたのスイングの“どこに無駄があるのか”をチェックしてみませんか?

まとめ

  • 飛距離アップを目指すなら「頭の安定」が重要

  • 頭が動く原因は、体幹・柔軟性・フォームのクセ

  • 自宅でもできるトレーニングでブレないスイング軸をつくる

  • 正しいフォームとトレーニングを組み合わせれば、飛距離はまだ伸びる!

スイングの軸と頭の安定を手に入れて、飛距離アップを実現しましょう。

体験トレーニングをオススメします

「自分のスイングがどれだけブレているのか?」「どうすれば効率よく飛距離が伸びるのか?」

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谷崎 美樹写真

谷崎 美樹

トータルゴルフフィットネス所属パーソナルトレーナー
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、柔道整復師。
ファンクショナルトレーニングで効率よくゴルフボディを作ることを得意としており、プロゴルファーからアマチュアゴルファー、ジュニアゴルファーまで幅広く指導中。また整形外科でリハビリテーションを担当していた経験から痛みのある方へのトレーニング指導も行っている。自身もゴルフが好きでベストスコアは70台。

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