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第254回 ゴルフで身体をスムーズに回すためのストレッチ (2)
トレーナーの谷崎です。
今回は上半身の回旋可動域を獲得するエクササイズをご紹介します。
動かす関節をしっかり意識し、できるだけ大きく同じ動作を反復します。動きの中で可動域を獲得していく方法です。
猫背や反り腰など脊柱のアライメントが整っていない場合は、このエクササイズよりも前に実施すべきエクササイズがありますが、それは次回以降ご紹介します。
まずは現状どの程度回旋できるのかをチェックすることも兼ねて以下のエクササイズをやってみましょう。
まず四つ這いになって片手を耳の後ろにそえます。その肘をいったん床に向けて、そこから天井に向けていきます。上半身をひねって片側に開いていくイメージで行ってみましょう。
左右10回ずつです。
次に片膝立ちで上半身を回旋します。
ゴルフクラブを用意し両手で持ってグリップエンドに手のひらを当てて、反対の手はシャフト部分を握ります。
足は片膝立ちです。グリップエンド側の足を前に出して、反対の足は後ろです。両膝が90度に曲がるようにセットしましょう。
その状態からグリップエンド側に上半身をひねります。慣れてきたらリズムよく、ある程度の勢いとともに回旋しましょう。上半身とともに下半身が動かないように注意するのがポイントです。それと、目線はいつも正面に向けておくようにしましょう。
左右各10回ずつです。
日本体育協会公認アスレティックトレーナー、柔道整復師。ゴルフトレーナーとして、主にトータルゴルフフィットネスでパーソナルトレーニング指導を行っている。自身もゴルフが好きでベストスコアは70台。ファンクショナルトレーニングで効率よくゴルフボディを作ることを得意としており、プロゴルファーからアマチュアゴルファー、ジュニアゴルファーまで幅広く指導中。また、整形外科でリハビリテーションを担当していた経験から、痛みのある方へのトレーニング指導も行っている。特に腰痛改善トレーニングは希望者が多い。
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