ゴルフスイングにおいて、下半身は「エンジン」、上半身は「ハンドルやプロペラ」に例えられます。しかし、どんなに強力なエンジンを積んでいても、それをつなぐ「連結棒」が軟弱であれば、パワーは地面からボールへと伝わりません。
この連結棒の正体こそが「体幹(コア)」です。
ゴルフで求められる体幹力とは、スイング中の強烈な遠心力に対し、「崩れずに耐える力」です。
- 抗回旋(アンチ・ローテーション): 回されそうになる力に耐える
- 抗伸展(アンチ・エクステンション): 反らされそうになる力に耐える
これらができることで、下半身で生み出したエネルギーをロスなく上半身、そしてクラブへと伝達することが可能になります。
目次
激選!ゴルフ特化コアエクササイズ3選!
スイング中の「ブレ」を抑え、飛距離を伸ばすための3種目です。
デッドバグ
目的:スイング中に腰が反るのを防ぐ

- 仰向けで膝と股関節を90°に曲げ、腕は天井へ伸ばす。
- 腰と床の隙間を潰すように、腹筋に力を入れる。
- 対角線上の手と脚を、床に触れないギリギリまでゆっくり伸ばす。
- 腰が浮かない範囲で戻し、反対側も行う。
Point:手足を動かした時に腰が反ってしまうと効果が半減します。「常に背中で床を押し続ける」のがコツです。
バードドッグ
目的:動く手足に対し、体軸をキープする

- 四つ這いになり、背中を真っすぐに保つ。
- 右手と左脚を、床と並行になるまでゆっくり伸ばす。
- 3秒キープ。
- 骨盤が左右に傾かないよう意識して戻す。
Point:頭から足先まで一直線を意識しましょう。
パロフプレス
目的:ねじれに負けない「インパクトの強さ」を作る

- 柱などに固定したトレーニングチューブを横向きに持ち、胸の前で構える。
- 足を肩幅に開き、踏ん張る。
- チューブの引き込みに抵抗しながら、腕を真っすぐ前に押し出す。
- 体がチューブ側に持っていかれないよう耐え、ゆっくり戻す。
Point:お腹の横に力が入っているのを感じましょう。
期待できる3つのメリット
- スイングのエネルギーロス激減 体幹が「硬い棒」として機能するため、下半身のパワーがそのまま飛距離に変換されます。
- ミート率の向上 四肢の動きに体幹が揺さぶられなくなるため、スイングプレーンが安定します。
- 慢性的な腰痛の予防 「腰を回す」のではなく「胸郭を回し、腰は耐える」という理想的な身体操作が身に付きます。
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