スタッフコラム「ゴルフボディを作る」

第389回 ゴルフトレーニング Best20(前編)

みなさんこんにちは!トレーナーの江澤彬です。

ゴルフのためのトレーニングを始めたいけど何をしていいのか分からない方に、私がオススメする20種目を前編、後編の2回に分けてご紹介します。

まずゴルフトレーニングの目的を理解しましょう。
ゴルフトレーニングの目的はゴルフの動きを鍛えることです。ゴルフに必要な動きができるようにすること、動きの質をあげることが重要です。

ゴルフトレーニングを始める際には4つのポイントを押さえておきましょう!
前編はポイント1、2の説明をしていきます。

ポイント1 良い姿勢の獲得

良い動きは良い姿勢から生まれます。
Sポスチャー、Cポスチャーを改善してニュートラルな姿勢を獲得する為のエクササイズを5つご紹介します。

キャット&ドッグ

背骨を柔らかくする、背骨と骨盤の連動を良くするエクササイズです。
四つ這いになり、背中を丸くする動き、反る動きを繰り返します。

シーテッドスキャプラスライド

猫背改善に効果的なエクササイズです。
壁に背中を当てて座り肩の後ろと腕を壁に付けたまま腕を伸ばします。

セラタススクワット

猫背改善にも反り腰改善にも効果的な特にオススメのエクササイズです。
壁に向かい腕を当て、背中を丸くして膝を曲げます。このまま呼吸を繰り返します。

デッドバグ

反り腰改善に効果的なエクササイズです。
仰向けになり膝90度で手は前へならえの形を取り、お腹の力で腰を床に押さえながら手足を伸ばします。

ヒップヒンジw /リーチ

キレイなアドレス姿勢を作るのに効果的です。
肩幅で立ち、お尻を引いて腕を伸ばします。

ポイント2 胸郭の柔軟性

胸郭とは、簡単に言うと肋骨になります。 胸郭は非常に可動性がある関節なのですが、年齢や運動不足などで硬くなり動かなくなっている方が非常に多い部分です。
ゴルフで肩を回す、胸を回すと言う表現をしている時は、この胸郭を捻ることになるので、まず柔軟性が必要なのはこの胸郭になります。
胸郭柔軟性を向上するエクササイズを5つご紹介します。

ソラシックエクステンションonベンチ

胸椎伸展の可動域向上に効果的です。
台に肘を置き曲げます。胸を下げて背骨を伸ばします。

クワドラプトソラシックローテーション

胸椎回旋の可動域向上に効果的です。
四つ這いになり片手を頭の後ろに置き肘を開きます。

ラテラルラインストレッチw /ローテーション

側屈と回旋可動域向上に効果的です。
壁や柱に手を掛けて脇腹を伸ばします。そのまま胸を少し下に向けてから開く動きを繰り返します。

Aフレームストレッチ

胸椎回旋の可動域向上に効果的です。
肩幅で立ち、膝に腕を置ます。片手を下から上に向けて開きます。

スイープダスト

胸椎回旋の可動域向上に効果的です。
足を前後に開き棒(クラブ)を胸の前で持ちます。肩でホウキを掃くような動作を繰り返します。

以上が私がオススメするゴルフトレーニングになります。動画では、より詳しく解説していますのでぜひご覧ください。

ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。
江澤 彬
江澤 彬

スポーツの世界で様々な競技、チームでトレーナーとして関わり、甲子園出場校のトレーナーや女子プロゴルフツアー帯同トレーナーとして賞金女王のサポートなど行う。またパーソナルトレーナーとして多くの会社経営者、著名人、アーティスト、アスリートのサポートをしている。トータルゴルフフィットネスではテクニカルマネージャーとして「より長く、より上手く」をコンセプトにゴルファーの健康とパフォーマンスに貢献するサービスの提供と、選手育成担当として世界に通用する自己管理能力の高いアスリートゴルファー育成に尽力している。

の記事