こんにちは!トレーナーの齋藤です。
今回は「自宅でできる簡単な上半身回旋トレーニング」をご紹介します。
ゴルフのスイング動作では、“上半身の回旋”がとても重要です。上手く回旋できないとスイングが窮屈になったり、飛距離が伸びにくくなったり、カラダに負担がかかりやすくなることもあります。
特に、デスクワークが多い方や姿勢が崩れやすい方は、胸椎(背中の上部)や肩まわりが固まりやすく、スムーズに回旋できないケースが多いです。
そこで今回は、自宅のちょっとしたスペースでできる「上半身のしなやかさ」を取り戻すトレーニングを4種目ご紹介します。
カラダを大きく動かしながら、ゴルフのスイングに必要な“ねじり動作”を意識していきましょう!
実際の動きが気になる方は、動画をチェックしながら一緒にやってみましょう!
目次
エクササイズ紹介
うつ伏せ上体反らし
目的(効果):胸椎の伸展(背中の反らし)を促し、上半身の回旋可動域を広げる。

手順
- うつ伏せになり、おでこの前に両手を置く。
- 天井を見るように、上半身をそらす。溝落ち(みぞおち)が少し浮くくらいまで上げるのが目安。
ポイント
・首だけを反らせないように注意し、背中全体で動かす意識を持ちましょう。
・カラダを起こすのが難しい方は、両手で床を軽く押して補助してOK。
・10回を目安に行いましょう。
横向きツイスト
目的(効果):胸椎と肩まわりの回旋を高め、スイング時の“捻転差”をつくる。

手順
- 横向きになり、両手を前に伸ばす。上の足(例:右足)を前に出し、下の足(左足)はまっすぐ伸ばす。
- 上の手(右手)を反対の床に向かって動かし、カラダをひねる。
ポイント
・動作中、上の膝が床から浮かないように注意。
・腰が反らないように意識し、背中から動かす感覚を持ちましょう。
・左右10回ずつ行いましょう。
あぐらツイスト
目的(効果):骨盤を安定させながら、胸椎の回旋をスムーズにする。

手順
- あぐらの姿勢で座り、両手を前に伸ばして手を重ねる。
- 腕と体で三角形をつくり、その形を崩さずに体を左右に回す。
ポイント
・頭の位置が左右に動かないように意識。
・動かす範囲は「膝から膝の間」を目安に。
・左右に10回ずつ行いましょう。
アドレスツイスト
目的(効果):スイング時の体幹安定と回旋連動を養う。

手順
- ゴルフのアドレス姿勢をとる。両手を前に伸ばす。
- 右手を天井に向かって、左手を横へ伸ばしながら体をひねる。
- 左右交互に行う。
ポイント
・カラダが左右にブレないよう、骨盤を安定させて行いましょう。
・胸の回旋を感じながら、肩甲骨の動きを意識します。
・左右10回ずつ行いましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回ご紹介した4つのトレーニングは、どれも「場所を取らずにできる」「道具がいらない」ものばかりです。
特にゴルファーの皆さんにとって、上半身のしなやかさは飛距離・安定感のどちらにも直結する大切な要素です。
テレビを見ながら、寝る前の5分間など、日常の中に少しずつ取り入れてみてください。
継続することで、スイング中の動きがスムーズになり、カラダのキレが変わってくるのを感じられるはずです!
上半身の動きが気になる人こそ!
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