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STAFF COLUMN

第752回 「グリーンで止まるアイアンショット」になる!スピン量・落下角度・ヘッド形状から自分に最適なアイアンを見つけよう

「ナイスショットだったのに、グリーンに止まらなかった…」
そんな経験はありませんか?

技術もスイングも問題ないのに、なぜかグリーンでボールが止まらない。
その原因、実は「アイアン選び」にあるかもしれません。

近年では飛距離を重視した“ストロングロフト”や、“中空構造”のやさしいアイアンも人気ですが、グリーンを狙うアイアンにおいて本当に大切なのは「スピン量」「落下角度」です。

この記事では、飛ばすだけでなく、狙って止めるためのアイアンの選び方を、クラブマニアのゴルフトレーナーの視点から解説します。

アイアン選びでスコアは変わる?

ゴルフのスコアアップには以下の3要素が欠かせません。

  • 技術(スイングや戦略)

  • 身体(筋力・可動域・バランス)

  • 道具(クラブやシューズなど)

この記事では「道具=アイアン」にフォーカスし、“グリーンに止まる”ためのアイアン選びについてお伝えします。

アイアンの役割と重要性

ラウンド中のアイアン使用率は約20〜30%。
とくにローハンデのゴルファーほどアイアンの精度にこだわり、使用頻度も高くなります。

アイアンは「グリーンを狙う」クラブです。
つまり、ただ飛ばすのではなく「止める」ことが目的になります。

この「止める」に関わる重要な要素が以下の2つです。

  • スピン量

  • 落下角度

適正なスピン量と落下角度とは?

スピン量の目安

クラブ番手 × 800〜1000回転が基準です。
たとえば7番アイアンなら5600〜7000rpm程度が理想。

スピンが少ないと、グリーンに落ちたボールが前に跳ねて止まりづらくなります。

落下角度

落下角度の目安

  • PGA平均:50度以上

  • アマチュアの目標:最低でも40度以上

落下角度が浅い(低い)とボールが転がりやすくなり、グリーンで止まらない原因になります。
さらに、スピン量が少ないとキャリーが伸びず飛距離ロスにもつながります。

ストロングロフトは本当に飛ぶ?

最近流行している「ストロングロフト」のアイアンは、確かに飛びます。
しかし、その分スピン量と落下角度が不足しやすく、グリーンを狙うアイアンとしては扱いにくい側面もあります。

「飛ぶ=良いアイアン」ではありません。
目的に合ったクラブを選ぶことスコアアップの鍵です。

ヘッド形状の違いと特徴

アイアンは大きく3つのヘッドタイプに分けられます。

マッスルバック

  • 操作性◎。インテンショナルな球筋も打ちやすい。

  • 芯が小さく、ミスに弱い。

  • 重心が高く、ダウンブローが求められる。

マッスルバック

キャビティバック

  • ミスに強く、種類も豊富で選択肢が多い。

  • 飛び系モデルでは番手間の距離差が大きくなることも。

キャビティバック

中空構造

  • 重心が低く、球が上がりやすい。ミスにも強い。

  • 操作性はやや低く、球を曲げづらい。

「止まるアイアン」選びで大切なこと

アイアンの性能はスペックだけでは分かりません。
実際に打って、ボールデータを確認することが最も確実です。

  • スピン量は足りているか?

  • 落下角度は40度以上あるか?

  • 番手ごとの距離がきちんと揃っているか?

このようなチェックはトラックマンなどの弾道測定器を使えば一目瞭然です。

自分に合ったアイアンを知るために

トータルゴルフフィットネスでは、「アイアン選びに迷っている方」にも最適なアドバイスができます。
ヘッドスピード・スイングタイプ・身体の特徴に応じて、最適なアイアンを提案。

実際にデータを見ながら、「飛んで、止まる」理想のアイアンを一緒に見つけましょう。

ぜひ体験にいらしてください。

まとめ

  • アイアンは「止める」ためのクラブ

  • スピン量と落下角度が重要

  • ヘッド形状やロフト選びがスコアに直結

  • 迷ったらプロのフィッティングを受けよう!

ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。

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齋藤 晃成

トータルゴルフフィットネス所属パーソナルトレーナー
東京スポーツ・レクリエーション専門学校卒業。
在学中は、解剖学・運動生理学・バイオメカニクスなどを学び、外傷・障害の予防、パフォーマンスアップに興味を持ち、在学中に地域の方にパーソナルトレーニングを行っていた。
現在は肩こりや腰痛、競技のパフォーマンスアップなどお客様の目標に合わせた評価とトレーニンを実施してお客様をより良い状態にできるように努めている。

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