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スタッフコラム
「ゴルフボディを作る」

STAFF COLUMN

ウェッジの選び方

ショートゲームが上手くいかな・・・」

「中途半端な距離が苦手・・・」

「せっかくパーオンできそうなのにアプローチでミスする」

 

そんなお悩みを持つゴルファーの皆様!

ウェッジのセッティング見直してみませんか?

 

ゴルフの平均スコアを向上させるには、ショートゲームが重要になります。

PGAのデータでは、アプローチスタッツ1位の選手は平均スコアを−1.269打縮めることができますが、最下位の選手は平均スコアを+1.715打を打ってしまいます。

この差を、72ホールのトーナメントで見ると10.46打の差になります。

 

PGAのデータによると、アプローチショットのパホーマンスが向上するとスコア全体が改善される傾向にあります。具体にはアプローチショットが−1打向上すると、平均スコアを1.14打よくなります。それに伴い、近年の選手はウェッジの本数も多くピチング(PW)を含めて4本入れる選手が多くなっています。

 

そのため今回は、平均スコアをよりよくするためのウェッジの選び方をご紹介します。

自分に合ったウェッジで平均スコアを縮めましょう。

アプローチに大切なこと

距離感の重要性

アプローチに大切なのはまずは距離感です。

この距離感がないと、どのクラブでどの振り幅で打てばいいのかがわからないので、グリーンをオーバーまたはショートします。

距離が合わないとチップインや寄せワンをする事ができないので自分の距離を覚える練習が必要になります。アプローチはまず、自分の距離感を作る事が重要になります。

精度(方向性)

アプローチショットの精度は、ボールがどれだけピンに近づくか、またはどれだけ安全な位置に着地するかに関わります。精度が悪いと、ショートゲームでのミスが増え、最終的にはスコアに悪影響を与えます。

 

この2つが重要な技術になります。

   

ウェッジの役割

ピッチングウェッジの役割(PW)

・ピッチングウェッジはアイアンとウェッジの中間のクラブになります。

ロフトも44〜47°のロフト設定になっていて、9番アイアンとウェッジの間のクラブと言えるでしょう。

・ピッチングウェッジは基本的にはアイアンと同じようにフルショットなどで使う場面が多いと思いますが、ピッチショット(転がしのアプローチ)などでも使えるクラブになっています。

アプローチウェッジの役割

・アプローチウェッジは主に100y前後で使用し、高い弾道でボールをグリーンにボールを止めるために設計されています。基本的なロフト角は48〜52°のロフト設定になっています。

・他のウェッジと比較すると、アプローチウェッジはグリーンを狙う際のチップショット(転がしのアプローチ)や短い距離でのショットに適しています。

 どんなボールを打ちたいかで、使いわけをする必要があります。

サンドウェッジの役割

・サンドウェッジ(SW)は、バンカーショットや高い弾道のアプローチに特化したクラブで、通常ロフト角54〜58度です。基本的に100y以下で使用することが多くショートアプローチで使用される事が1番多いクラブです。

・サンドウェッジは、バンカーの砂を一緒に飛ばしながらボールを打ち上げるため、砂をかき分ける設計がされています。これにより、バンカーから素早くボールをグリーンに出すことが可能です。

ロブウェッジの役割

・ロブウェッジ(LW)は最もロフト角が大きく、58〜64度で、障害物を越えるショット

ピンにピンポイントで寄せる際に使用されます。また、難しいライや悪い状況でも比較的簡単にボールが上るので、お助けクラブになってくれます。

ウェッジを選ぶ基準とは

ウェッジの本数の決め方とロフト角の決め方

ここで重要になるのがPWのロフト角です。

ピッチングのロフト角によって使うべきウェッジのロフト角が決まります。

なぜなら、ピッチングでも43〜45°がありとロフトが立っている物を使っている場合ロフトの差が開きすぎてしまうためウェッジの本数を増やす必要があります。

また、PWでどのくらいの飛距離が出るかも選ぶ時に重要になります。

飛距離とロフト角を考慮してウエッジを選びましょう。

 

自分の得意距離・苦手距離を補う「100y以下が苦手」という人は、細かく距離を刻めるようにウェッジを増やすと◎
逆に「フルショットしか使わない」という人は、フルショットの距離を考慮してウェッジを少なくしてもいいかもしれませんしかし基本的にはウェッジが多い方がアプローチの選択が広がりまた、ロフトの違うウェッジで同じ打ち方で簡単に飛距離が変わるので多く入れた方がオススメになります。

ウェッジの構成例

・バランスタイプ(4本)  PW(46°) AW(52°) SW(56°) LW(60°)

           PW(44°) AW(50°) SW(54°) LW(58°or 60°)

・シンプルタイプ(3本)   PW(46°) AW(50°or 52°) SW(56°or 58°)

           PW(44°) AW(48°or 50°) SW(54°or 56°

 

・自分のPWのロフト角を起点に考える

・距離の谷間ができないようにロフト差は4〜6度以内

(基本は4度ピッチがおすすめです。)

アプローチのバリエーションや得意不得意で柔軟に調整

この3つに気をつけてロフト角を決めることをおすすめします。

ソール形状バンスの選び方

ソールとは、クラブヘッドの底面部分。この形状によって、地面との接地の仕方や芝や砂の抜け方が変わり、打ちやすさやミスの許容度が大きく変化します。

 

芝やバンカーの状態自分の打ち方得意な球筋に合わせてソール形状を選びましょう。

優しさ重視ならワイドソール

ドライバーやアイアンと同じように、ウェッジでもやさしく打てるのはヘッドが大きいモデルです。ヘッドのブレが少なく、多少のミスは許容してくれます。そして、注目したいのはソールの形状。

ソールが幅広く設計されているモデルのほうが、ダフリのミスをカバーしてくれて、バンカーからもボールを出しやすいです。バンカーショットが苦手な人は、ヘッドが小ぶりでもバウンス角が大きいモデルを選ぶといいでしょう。

 

操作性重視なら多面ソール

プロが好んで使うウェッジの多くは、ソールが多面的に削られた形状になっています。プロは、ウェッジで球の高さを打ち分けたり、スピンの効き具合を調整します。多面ソールはそのときにウェッジのフェースを開いて使いやすく、ソールの抜けを向上させるように機能します。操作性のいい多面ソールは、ウェッジでいろんな打ち方をしてピンに寄せたい技巧派のゴルファー向けです。

 

初心者〜中級者は、ワイドソール+高バンスがミスをカバーしてくれます。

フェース操作を多用する方は多面ソール+低バンスもおすすめです。

 

 

ウェッジを選ぶ時は、基本的にバンスのあるモデルを選んでもいいと思いますが、地面が硬い場所でプレーする場合やバンスが多すぎると打ちづらい場合は少しバンスの少ないモデルやローバンスモデル検討してもいいと思います。

また、ウェッジを2〜3本入れる場合1本ハイバンスのウェッジ、1本はローバンスウェッジなど用途を分け使い分けしやすいようにするのもありだと思います。

ソール形状も状況によって使い分けできるように、1本1本違うソール形状にすることをオススメします。

ウェッジの注意点

ウェッジでスピンが入らないのは〇〇のせい?

ウェッジでスピンが入らない時はこのような事が考えられます。

1,ボール

まずはボールです。ボールがスピン系のボールじゃなかったり、何回も使ったディンプルがボロボロのボールを使ったり、ロストボールを使ったりしているとボールの性能を発揮できません。なので、スピンをかけたい場合は新品のスピン系ボールを使いましょう。

 

2,クラブのフェース面

次に大切になるのが、クラブのフェース面です。

ショットの後フェース面が汚れたまま使用したり、ウェッジの溝に泥や芝が挟まった状態で使用するとスピンが入らなくなりますのでフェースは1球打ったらしっかり清掃しましょう。

 

3,打ち方

ボールにスピンをかけるにはクラブフェースにボールが乗っている時間×クラブのスピードがスピンをかけるのに必要となっていきます。

ですが、アプローチの際にスイングスピードを速くして飛ばなくさせようとするとボールの下を潜ってしまい距離が合わなくなったりする事が多く発生します。そのため、速く振る事よりもボールをフェースにしっかり乗せる事を意識して打つ事をおすすめします。

ウェッジの交換時期

ウェッジの交換は感覚のズレが合図

ウェッジのスピン性能はフェースの溝(グルーブ)の状態によって決まります。

タイトリストのデータによると、平均75ラウンドが交換の目安になっています。

ただし硬いバンカーや硬いレンジボールなどを打っている場合はもっと早く交換する必要があります。

ウェッジの交換サイン3つ

弾道が高くなる

→ 溝が摩耗しスピンが減ると、打ち出しが高くなる。

インパクト時の「乗り感」がなくなる

→ ボールがフェースに乗ってくれない感覚。

打感が軽くなる、スピードが速く感じる

→ スピン不足で「滑る」ような感覚になる。

 

この3つに注意してください。

また、交換時期を見極めるコツとして同じボールを使うことで弾道の違いやスピンのかかり方の変化に気づきやすくなります。

ウェッジ選び,使い方のポイント まとめ

  1. アプローチは「距離感」と「方向性」が命
     自分の距離感を知ることが、チップインや寄せワン成功の第一歩。

  2. ウェッジの役割と種類の理解が重要
     PW〜LWまでロフト角や弾道の違いで使い分けが必要。
     特にSWやLWはバンカーや高弾道ショットに効果的。

  3. ウェッジ本数とロフト角はPWを基準に決める
     距離の谷間ができないよう、4〜6度間隔でセッティング。
     苦手距離がある人はウェッジの本数を増やして対応を。

  4. ソール形状はミスをカバーする鍵
     初心者はワイドソール&高バンス、上級者は多面ソール&低バンスで操作性アップ。

  5. スピンがかからない原因はボール・フェース・打ち方にあり
     スピン系の新品ボール、フェースの清掃、ボールをしっかり“乗せる”打ち方を心がけて

  6. ウエッジの交換時期

  7. 「なんかいつもと違うな?」と思ったら、それが交換のサイン。
    “感覚のズレ”に早く気づける人ほど、スコアも安定します。
    目安は75ラウンドですが、それより前に買い替えるのが上級者の証です。

このポイントに注意してスコアアップのためのウェッジを見つけましょう!

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齋藤 晃成写真

齋藤 晃成

トータルゴルフフィットネス所属パーソナルトレーナー
東京スポーツ・レクリエーション専門学校卒業。
在学中は、解剖学・運動生理学・バイオメカニクスなどを学び、外傷・障害の予防、パフォーマンスアップに興味を持ち、在学中に地域の方にパーソナルトレーニングを行っていた。
現在は肩こりや腰痛、競技のパフォーマンスアップなどお客様の目標に合わせた評価とトレーニンを実施してお客様をより良い状態にできるように努めている。

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