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スタッフコラム
「ゴルフボディを作る」

STAFF COLUMN

分離モビリティを改善してスイング効率アップ!

トータルゴルフフィットネスの渡邊です。

いよいよゴルフには最高の季節がやってきました!
朝晩の空気も心地よく、ラウンドの予定を立てるだけでワクワクしてきますよね。そんなラウンドシーズンを思い切り楽しむために、今のうちに“体の準備”も整えておきましょう。今回は、スイングに欠かせない「分離モビリティ」を高めるエクササイズをご紹介します。



分離モビリティとは

分離モビリティ(Separation Mobility)とは、骨盤と胸郭を別々に動かす能力のことを指します。
ゴルフスイングでは、下半身と上半身がスムーズに「分離」して動くことが、パワーと安定性を生み出すカギです。

例えば、バックスイングで骨盤を安定させながら胸郭を回旋できると、捻転差(Xファクター)が生まれ、インパクトで爆発的なクラブヘッドスピードを引き出すことができます。逆に、分離ができないと、全身が一体化して回ってしまい、パワー不足やスイング軌道の乱れにつながります。

分離ができないと起こる問題

多くのアマチュアゴルファーは以下のような問題に悩まされています。

・上半身と下半身が一緒に回ってしまい捻転差が生まれない。

・切り返しで下半身が先行できず、スライスやひっかけが多く出る。

・柔軟性や体幹の安定不足により、スイングの再現性が低い。

これらは技術の問題というよりも体の可動性や分離能力の不足であることが多いです。

分離モビリティエクササイズ紹介

それでは実際にエクササイズをご紹介していきます。

クロスボディストレッチ

1.まず仰向けで両手を広げて寝ます。

2.片脚を股関節90°以上まで曲げてきます。※この時膝は曲がっても大丈夫です。

3.地面に向かって足を下ろしていきます。

注意点

・足を下ろしたときに肩が浮き上がらないようにしましょう。

 

オープンブックストレッチ 

1.まず両足90°まで曲げ横向きで寝ます。

2.膝を押さえて身体を開いていきます。

注意点

・両膝が浮いてこない様に押さえておく。

・力み過ぎない無理のない範囲で開いていく。

 

ヒップワイパーストレッチ

1.両膝を立てた状態で座ります。

2.足を肩幅よりも少し広く開き両つま先を立てます。

3.体の向きは正面のまま両膝を地面につけに行きましょう。

注意点

・膝を倒した方向に身体がついていかない様に意識する。

エクササイズポイント

・始めて行う際は大きくゆっくりと行いましょう。

・呼吸を止めない様に大きい呼吸を意識しながら行いましょう。

・1日10分でも良いので継続することで成果が出ます!頑張りましょう!

まとめ

分離モビリティは、テクニックよりも土台となる身体能力です。
この能力が高まることで、自然とスイングにパワー・再現性・美しさが生まれます。
ドライバーの飛距離を伸ばしたい人も、アイアンの安定性を高めたい人も、まずはこの「分離」を習得しましょう。

ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。

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渡邊 迅人写真

渡邊 迅人

小学校から高校までの8年間バスケットボールに打ち込み中学時代は、Basketball Japan Academy SHOUNANCROWNトライアウトに合格し2017-2019シーズンを選手としてプレー。バスケットボールジャパンカップUー14U―15に出場。
高校でもさらなる上を目指し特待生で群馬県の強豪校へ進学しインターハイ出場の経験をもつ。
その後、解剖学、外傷障害の知識、アスリハ等を学んだ。トレーナー専門学校在学中に日本ゴルフフィットネス協会認定ゴルフフィットネストレーナーを取得。

選手として第一線でプレーしてきた経験をもとに、様々な機能的悩みやスポーツの難しさを理解し、お客様に寄り添いながら、多角的なアプローチでお客様のパフォーマンス向上に貢献できるよう努めている。

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