「左肘を伸ばして」と言われたけど、スイングするとどうしても曲がってしまう。
そんな悩みを持つゴルファーは少なくありません。
特にフォローで左肘が引けてしまう・曲がることで、
・飛距離が出ない
・スライスが出る
・再現性が悪くなる
といった問題を引き起こします。
この記事では、ゴルフスイングにおいて左肘が曲がる原因と、その直し方、改善エクササイズを紹介します。
目次
1. 左肘が曲がると何が起きる?
フォロースルーでの姿勢が崩れる
左肘が引けるように曲がってしまうと、スイングのバランスが崩れ、フィニッシュが安定しません。
スイング軌道が乱れる
体が開いたり、クラブの軌道が外側から入りやすくなり、スライスやトップの原因になります。
パワーが伝わらない
インパクト後のエネルギー伝達が途中で止まり、飛距離ロスに直結します。
2. 左肘が曲がる主な3つの原因
1. 腕主導のスイングになっている
体幹を使わず腕だけで振ろうとすると、動きの最終局面で腕がたたまれ、肘が曲がります。
2. 肩甲骨と胸椎の可動性が不足している
特に回旋胸椎の可動域が狭いと、左肩が後ろへ動けず、肘を曲げてスペースを作ろうとする代償動作が起きます。
3. インパクト後に力が抜けてしまう
インパクトに意識が集中しすぎて、フィニッシュまで振り抜く意識が弱いと肘がたたまれやすくなります。
3. 左肘を伸ばすための3つの改善ポイント
1. 胸を開いたままフィニッシュする
胸椎の回旋がうまくいけば、腕は自然と伸びて前方へ導かれます。
2. 下半身主導で振り切る
体の回転でスイングを作れば、腕や肘に余計な負担がかからず、肘が曲がりにくくなります。
3. 「フィニッシュの形」を先に決めておく
最終形をイメージしてからスイングするだけで、肘の使い方が自然と変わってくる人も多いです。
4. 左肘が曲がる人におすすめのエクササイズ
1. 胸椎回旋ストレッチ
四つ這いになり、片手を頭に添え、胸を開くようにひねる
左右10回ずつ
→ 胸の可動域が広がり、腕の可動性もアップ
2. チューブショルダープレス
チューブを足で踏み肩の高さで持ったら、ゆっくりと上に押し上げる
ポイント
- 肩がすくまない
- 肘が前後左右にブレないように真っすぐ押していく
肩甲骨まわりの安定と可動性向上に効果的
3. シャドースイングドリル(フィニッシュ強調)
軽く素振りをしながら、フィニッシュで左肘を伸ばす意識を持って止める
止めることによって正しい形を体に覚えさせることができます!
- 自分の肘の形を確認できるよう、鏡や動画撮影も活用
5. 自分では気づきにくい「左肘の引け」を見つけるには?
実は、肘が「曲がっているつもりはない」のに曲がっているというケースが非常に多くあります。
これは、腕や肘ではなく「体幹・胸郭・肩の使い方」によるもの。
TGFでは、スイング動画と身体の動作分析を掛け合わせて、どこに問題があるのかを可視化し、個別に対応しています。
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6. まとめ
左肘が曲がる原因は、腕ではなく体の使い方にある
特に胸郭の回旋とフィニッシュへの意識が重要
トレーニングとドリルで改善は可能
自分の動きのクセを知るにはプロによるチェックが最短ルート
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