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「ゴルフボディを作る」

STAFF COLUMN

ゴルファーのための『ストレス』対策!

「あのパットが入っていたら…」「ティーショットでOBさえなければ…」
ゴルファーは誰もが心の浮き沈みを経験します。18ホールを回り切る中で、技術的なプレッシャーから天候の変化まで、皆さんの身体には様々なストレスが降りかかります。

メンタルを左右する要因は様々なものが挙げられますが、食事と深い関係があることをご存知でしょうか。適切な栄養摂取が、ラウンド中の集中力維持や、プレッシャーに負けないメンタルタフネスの構築に大きく貢献します。

今回は、ゴルファーが知っておくべきストレスと栄養の関係について、考えていきましょう!

ゴルファーの『ストレス』と栄養の関係

ラウンド中の身体的・精神的負荷

ゴルフは一見静的なスポーツに見えますが、実際には様々なストレスを受けるスポーツです。

  • 長時間(5-6時間)のプレー: 持続的な注意力が必要
  • 瞬間的な高強度負荷: スイング時の爆発的な筋力発揮
  • 精神的プレッシャー: 一打一打の結果が、明確に数値化される
  • 環境ストレス: 風、雨、気温などの変化への対応

これらの複合的なストレスにより、体内では大量のストレスホルモンが分泌されます。そして、以下の様な栄養的消耗が起こります。

  • ビタミンC: 身体がストレスにさらされると、多くのビタミンCが消費されるので十分な摂取が必要
  • ビタミンB群: 神経伝達と筋肉の協調に不可欠で、十分な摂取がストレス耐性を高める
  • マグネシウム: 筋肉の緊張と弛緩のコントロールに必須、ストレスを受けると消費しやすい
  • たんぱく質:ストレスに対抗するためのホルモンや、免疫細胞の材料となる

ゴルフ特有の問題

ゴルファーの食事は不規則になりやすく、計画的に食べる必要があります。

  • 早朝スタート: ゴルファーのラウンドは早朝スタートが多く、朝食を十分に食べない方も多い
  • アルコール: ラウンド中の飲酒習慣がある方が多く、食事も不規則になりやすい
  • 不規則な食事リズム: 仕事の日、ラウンドの日と生活の時間が大きく変化し、食事の時間が乱れやすい

ゴルファーに必要な『メンタル』を強化する栄養

『集中力』持続のための栄養戦略

DHA・EPA (オメガ-3脂肪酸):

  • 効果: 神経細胞の機能を正常化し、ストレスへの耐性を上げる
  • 食材: さば、いわし、さんま、まぐろ、サーモンなど
  • 摂取目安: 週3回以上は魚料理を選ぶ

レシチン:

  • 効果: レシチンから成るアセチルコリンは、記憶力や集中力の向上に関わる
  • 食材: 卵黄、大豆製品、レバーなど
  • 実践: 1日1個の卵料理

『プレッシャー』に負けないメンタル栄養素

GABA:

  • 効果: 天然のリラックス成分
  • 食材: 発芽玄米、トマト、なす、かぼちゃ、キムチなど
  • タイミング: ご飯を食べる際には玄米を選びましょう

マグネシウム:

  • 効果: 不足するとイライラ不安を感じやすくなる可能性がある
  • 食材: ひじき、わかめ、アーモンド、ほうれん草、バナナなど
  • 実践: ラウンド中の間食にはバナナがおすすめ

ゴルファーのための食事メニューはこれ!

ラウンド『前日の夕食』戦略

夕食メニュー例

  • メイン: 鮭のホイル焼きやムニエル(DHA・EPA、たんぱく質)
  • 主食: 発芽玄米(GABA、ビタミンB群)
  • 副菜: ひじきの煮物(マグネシウム)+ ほうれん草の胡麻和えやお浸し
  • デザート: キウイフルーツ(ビタミンC)

避けるべきもの

  • 過度なアルコール(脱水、睡眠の質低下)
  • 消化の悪い揚げ物(腸内環境を乱す)
  • 慣れない食材やナマモノ(体調不良のリスク)

ラウンド『当日の朝食』戦略

朝食メニュー例

  • メイン:鮭おにぎり1〜2個(エネルギー源)
  • 主食: 卵料理(たんぱく質、レシチン摂取)
  • デザート: バナナ1本(カリウム、マグネシウム、即効性のある糖質)
  • 水分: コップ1.5〜2杯分の水(脱水予防)

タイミング: スタート2〜3時間前に完了

避けるべき『スコアを悪くする』食習慣

ラウンド中のNG行動

急激な『血糖値上昇』を招くものは控える

  • 甘いお菓子やアイス
  • エナジードリンクの大量摂取

『集中力』を阻害するものを避ける

  • 過度なカフェイン(手の震え、不安感など、効果には個人差があります)
  • アルコール(判断力低下、脱水)
  • 油っぽい食事(消化にエネルギーを使う)

どの食品も日常的に食べてしまうことはあると思いますが(私自身もアイスを食べることはありますし、カフェインも摂ります!)、身体への影響を知ることが大切です。摂るべきタイミングを考えましょう!

まとめ:食事でゴルフが変わる

ゴルフのスコアアップには技術練習が不可欠ですが、それを支えるメンタルフィジカルのは日々の食事によって作られます。

まずはラウンド前日に魚料理をメインにした夕食を摂る、当日の朝食にバナナと卵料理を加える、などできることから試してみてください。きっとメンタル面での変化を実感できるはずです。

『良いスコアは、良い食事から!』あなたのゴルフライフがより充実したものになるように、今後も情報発信をしていきます!

ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。

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中島 遥

管理栄養士 パーソナルトレーナー
長野県出身。神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科にて管理栄養士、栄養教諭の資格を取得。卒業後は小学校で管理栄養士として働きながら、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を取得。
現在、トータルゴルフフィットネスでは、「食事と運動」両方の面からお客様の望む身体作り、パフォーマンス向上に貢献できるよう努めている。

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