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「ゴルフボディを作る」

STAFF COLUMN

第596回 ゴルファーのための食事学「ラウンド時の昼食何食べる?」

トータルゴルフフィットネス 管理栄養士の中島です。
今回は『ラウンド時の昼食』について考えていきましょう。

ラウンドのハーフ時に昼食を挟む方は多いかと思いますが、皆さんは何を選んでいますか?

ゴルフ場に多いメニューは、
・カレーライス
・ラーメン
・ハンバーグ
・天ぷらそば
などでしょうか、、、

また上記の様な定食タイプでは無く、バイキングの昼食を提供するゴルフ場もあるかと思います。
「朝から動いたし好きなものを食べよう!」
「後半も頑張れる様に好きなものを食べよう!」
この様な選び方をしている方は多いのではないでしょうか。

では、ゴルフのパフォーマンスを考えるとどうでしょう?
後半のラウンドを考慮した昼食をとる場合、何を選ぶと良いのでしょうか?

ポイントは2点あります!
① 揚げ物を避け、消化の良いものを選ぶこと
② 食べすぎないこと

1つずつ解説します!

『揚げ物を避け、消化の良いものを選ぶこと』

ハーフ終了後に昼食を挟む場合、時間は30分〜1時間程度です。昼食をしっかり食べた場合、食べ終わりからラウンド開始まではほとんど休憩の時間が無いのではないでしょうか。

つまり、昼食で食べたものは、そのほとんどが未消化のまま胃腸に残ります
一旦運動を開始してしまうと身体は筋肉を動かすことにエネルギーを使い始めます。胃腸への血流は低下し、消化器官で十分に消化を行うことができません。胃腸で食べ物を消化しながらの運動は、身体が100%のパフォーマンスを発揮することができません。

このことから、満腹にならない程度に、消化の良い食事を摂っていただく必要があります。
消化の悪い食べ物の代表が揚げ物です。揚げ物は、ラウンド時の昼食において避けていただくことがおすすめです。

『食べすぎない』

揚げ物を食べないことも重要ですが、食べ物に関わらず、満腹になるまで食べないということも重要です。消化のし易さは、食べ物の質と量に左右されます。

ここでのとは、消化の良い食べ物であるうどんや米、ゼリー、バナナなどを示します。
ポイントは、上記の様に炭水化物(糖質)がメインの食事を選んでいただくことです。

そしてとはそのまま、自身の身体に対する食事の量を示します。どんな食べ物であっても、を食べてしまっては消化し切れません。

昼食は出来る限り定食など量の多いタイプでは無く、小さいサイズのものを選び、食べ切ってから、足りなければ追加で食べましょう。この様に、食べ過ぎを防ぐことが重要です!

それぞれの栄養素における目標値には個人差があり、個々の目標や身体の状態によって適正な値は変化します。
TGFでは、管理栄養士の中島が、皆様それぞれに適した摂取量を提案させていただきます。是非館内でお声掛けください!

引き続き様々な観点から、ラウンド中の栄養管理についてご紹介させていただきます!

ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。

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中島 遥

管理栄養士 パーソナルトレーナー
長野県出身。神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科にて管理栄養士、栄養教諭の資格を取得。卒業後は小学校で管理栄養士として働きながら、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を取得。
現在、トータルゴルフフィットネスでは、「食事と運動」両方の面からお客様の望む身体作り、パフォーマンス向上に貢献できるよう努めている。

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