暑さが和らぎ、涼しさを感じる秋。過ごしやすい一方で、夏の疲れを引きずり「なんとなく体がだるい」「朝スッキリ起きられない」という声が増える季節でもあります。気温の変化や日照時間の減少により、体のリズムが乱れやすくなることが理由のひとつです。そこで今回は“秋こそ意識したい疲労回復食材ベスト3” をご紹介します!
日々の食事に取り入れることで、翌日のパフォーマンスを高めるサポートになります。
さつまいも

── ゆるやかなエネルギーで体を満たす秋の主役
秋と言えば『さつまいも』。このさつまいもは、実は疲労回復に優れた食材です。
さつまいもに豊富に含まれる炭水化物(糖質)は、身体のエネルギー源となります。このエネルギー源になる栄養素が枯渇すると疲労感の原因になります。さらにさつまいもに含まれる糖質は 消化吸収がゆるやかなことから、血糖値が上がりにくい『良質な炭水化物』です。このことが、長時間にわたって安定したエネルギーを供給してくれます。
加えて、ビタミンC・ビタミンE・食物繊維・カリウムなども豊富です。特にビタミンCやEは抗酸化作用があり、日々の仕事やゴルフで受けた細胞のダメージ修復にも役立ちます。
〈おすすめの食べ方〉
・蒸す、焼くなど、油を使わないシンプル調理もおすすめ
・運動後や仕事後の軽食として、ゆで卵やヨーグルトとセットに
・夕食に主食代わりにしてもOK
きのこ+緑黄色野菜

── ミネラル・ビタミンの底上げでだるさ対策
秋はきのこが旬の季節です。きのこは低エネルギーながら、ビタミンB群・ミネラル・食物繊維・βグルカン など、疲労回復や免疫サポートに役立つ栄養素を多く含みます。
特に季節の変わり目に感じやすい「だるさ」「やる気が出ない」という症状は、鉄やビタミンB群の不足が関わることが多いです。きのこ類にほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜を組み合わせることで抗酸化ビタミン(ビタミンA・C・E)やミネラルを同時に補うことが可能です。
〈おすすめの食べ方〉
・きのこ×緑黄色野菜をオリーブオイルで軽く炒める
・レモンや酢をかけてビタミンの吸収をアップ
・副菜として毎食取り入れることで、栄養バランスが整いやすい
秋の食卓はきのこを常備しましょう!
青魚

── 『質の良い脂』で細胞の修復力を高める
疲労回復には、炭水化物やたんぱく質だけでなく『細胞を守る良質な脂質』も欠かせません。ここで特に意識したいのが、鮭・サバ・イワシなどに含まれる オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)です。
オメガ3には体内の炎症を抑え、筋肉や神経の修復を助ける働きがあります。活動量が多い方や、慢性的な疲労を感じやすい方にとっては、特に必要な栄養素です。
〈おすすめの食べ方〉
・焼き鮭やサバの塩焼きを週2回のペースで
・副菜にきのこや根菜を合わせるとさらに効率アップ
脂質はその質が大切です。魚やナッツ類で質の良い脂質を摂りましょう。
◆まとめ:秋は『回復のチャンス』食材を上手に活用しよう!
秋の疲れは、「エネルギー不足」「栄養の偏り」「細胞の酸化ダメージ」が重なって起こることが多いです。今回紹介した3つの食材は、いずれもこれらを補い、体を内側から整えてくれる心強い存在です。
秋の疲労回復食材ベスト3
さつまいも:ゆるやかにエネルギー補給
きのこ+緑黄色野菜:ビタミン・ミネラルの底上げ
青魚+:細胞を守り修復力を高める
食事は毎日の積み重ね。だからこそ、少し意識するだけで体調は大きく変わります。
「最近すぐ疲れる」「季節の変わり目が苦手」という方は、ぜひこれらの食材を食卓に取り入れ、ゴルフの秋も元気に過ごしましょう!

