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スタッフコラム
「ゴルフボディを作る」

STAFF COLUMN

第642回 ラウンド前には『熱中症特別警戒アラート』を活用しよう!

トータルゴルフフィットネス 管理栄養士の中島です。

今回は、夏を迎える前の今!学んでおくことが重要な『熱中症』についてです!

 

『熱中症』は今から対策が必要

熱中症と聞くと『真夏』を想像する方が多いのではないでしょうか。

熱中症で緊急搬送される人数は、毎年温度の高くなる7月〜8月が最も多いとされています。ですが、意外にも人数が多いのが6月の初めです。この時期は身体がまだ暑さに慣れておらず、を上手くかくことが難しいことが挙げられます。また、気温自体はそれ程高くない日もある為、水分補給が不足し易いことも加わり、体温調節の困難な時期と言えます。

夏を迎える前に、今から熱中症対策を始めることが重要です!

 

『熱中症特別警戒アラート』

今年は例年よりも気温が上がることが予想されます。

例年までは『熱中症警戒アラート』のみが行われていましたが、今年は『熱中症警戒特別アラート』が実施されます。このアラートは、より深刻な健康被害が発生しうる場合において発令されます。過去に例のない広域的な暑さを想定したものであり、都道府県内において、全ての暑さ指数情報提供地点における最高暑さ指数(WBGT)が35に達すると予測される場合に発表されます。

つまり、熱中症のリスクが大幅に増大するため、地域社会、また各自で対策をしてください!というのがこのアラートの目的です。

 

『WBGT』が重要

WBGTは『気温』とは異なります。気温・湿度・輻射熱の3つの要素を用いた指標です。つまり、気温は単純な空気の温度のことを示しますが、WBGTはより体感的に感じる暑さを示します。同じ温度でも、地域によって湿度や環境が異なると、ヒトの感じる温度は変化します。この変化を表すことができるのが『WBGT』です。

 

熱中症は『情報』から予防する

熱中症予防というと、水分・栄養補給が浮かび易いかと思います。もちろん基本が水分補給であることに変わりありませんが、『情報』も熱中症予防の一つです。今回紹介したアラートは、事前に翌日の情報が発表されます。熱中症になり易い日であることが分かれば、

・屋外の活動を避け、エアコンの効いた、また風通しの良い室内で過ごす

・小まめに水分や栄養の補給をする

・体力の少ない方や子供、高齢者を周りが積極的に目にかける

等の行動を取ることができます。

 

ゴルファーの皆さんがラウンドをする上でも、

・涼しい時間帯のアーリーバードを活用する

・ハーフプレーで終える、または途中で十分な休憩が取れるゴルフ場を選ぶ

・氷嚢や氷を準備しておく

・目まいや吐き気を感じたらすぐに中止する

など、自分でできる事前の準備と、対策を考えておくことが重要です。

 

それぞれの栄養素における目標値には個人差があり、個々の目標身体の状態によって適正値は変化します。 TGFでは管理栄養士の中島が、皆様それぞれに適した摂取量をご提案させていただきます。是非館内またはホームページを含む各種SNS等からご相談ください!

引き続き様々な観点から、ゴルファーの為の栄養学についてご紹介させていただきます!

 

ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。

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中島 遥

管理栄養士 パーソナルトレーナー
長野県出身。神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科にて管理栄養士、栄養教諭の資格を取得。卒業後は小学校で管理栄養士として働きながら、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を取得。
現在、トータルゴルフフィットネスでは、「食事と運動」両方の面からお客様の望む身体作り、パフォーマンス向上に貢献できるよう努めている。

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