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スタッフコラム
「ゴルフボディを作る」

STAFF COLUMN

第590回 ゴルファーのための食事学「遅い時間の夕食は何食べる?」

トータルゴルフフィットネス 管理栄養士の中島です。
今回は時間が遅くなってしまった日の『夕食』について考えていきたいと思います。

・残業で仕事の終わる時間が遅くなった時
・休暇中に食事の時間が不規則な時
様々な理由で食事の時間が遅くなる時、皆様は何を召し上がりますか?

今回は重要なポイントを3つに絞ってお伝えします。
① 低脂肪、かつ消化の良いものを選ぶ
② 事前に間食を摂る
③ 寝る直前の食事は避ける

『低脂肪、かつ消化の良いものを選ぶ』

遅い時間の食事には、出来る限り消化の良いものがおすすめです。
消化の悪いものの代表が、脂質の多い揚げ物や肉類(部位に寄りますが、、)です。その他、刺激の強い香辛料を多く使用したものや、ごぼう等の繊維の多い食材も、消化の悪い食材です。

人間が食材を消化するには時間がかかります。おおよそ2〜3時間程度かけて、胃から腸へと移動します。このことから、少なくとも寝る2時間前には食事を終えておく必要があることが分かります。
睡眠中に消化器官が働くと、睡眠の質が低下します。そしてこのことは、翌日のゴルフのパフォーマンス低下にも繋がります。
また、揚げ物や菓子類など消化の悪い食材は、消化に3〜4時間以上を要します。寝る前にこれらを食べることはできる限り避けましょう。

消化の良いものとして、米類、白身魚、加熱した野菜、豆腐、りんごなどが挙げられます。料理を選ぶ際には、油の使用の少ない和食がおすすめです。

『事前に間食を摂る』

夕食が遅くなることが予め分かっている場合には、事前に間食を摂ることがおすすめです。

先ほど述べた消化の良い食材であっても、一度に大量に食べることはおすすめできません。また、消化には悪くても栄養がある食材も存在します。こういった食材は、間食として摂りましょう。ここで摂った分は夕食から減らすことで、エネルギー量が摂り過ぎになることはありませんし、一気に食べることで血糖値が急上昇することも防ぐことができます。

『事前に間食を摂る』

最後に、どうしても食事内容が変えられない場合に気をつけて欲しいことをお伝えします。

それは、寝る直前の食事を避けるということです。
先ほど記載した通り、寝る直前の食事は睡眠の質低下に繋がります。
また体調管理の必要なゴルファーにとって大敵とも言える、免疫力の低下に繋がります。睡眠中は細胞の修復が行われる時間です。日中多くのストレス(紫外線など)を受けたゴルファーが質の良い睡眠を開始するためにも、消化器官の活動は抑えておくことが重要です。

それぞれの栄養素における目標値には個人差があり、個々の目標や身体の状態によって適正な値は変化します。
TGFでは、管理栄養士の中島が、皆様それぞれに適した摂取量を提案させていただきます。是非館内でお声掛けください!

引き続き様々な観点から、ラウンド中の栄養管理についてご紹介させていただきます!

ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。

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中島 遥

管理栄養士 パーソナルトレーナー
長野県出身。神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科にて管理栄養士、栄養教諭の資格を取得。卒業後は小学校で管理栄養士として働きながら、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を取得。
現在、トータルゴルフフィットネスでは、「食事と運動」両方の面からお客様の望む身体作り、パフォーマンス向上に貢献できるよう努めている。

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