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STAFF COLUMN

第673回 毎日食べたい!『キウイフルーツ』

トータルゴルフフィットネス 管理栄養士の中島です。

今回は『キウイフルーツ』について、その栄養素の魅力をご紹介します!

様々なフルーツが存在する中で、私が特におすすめするフルーツがキウイフルーツです。

特にゴルファーの皆様には、毎日食べて欲しい食材です。今回は私がおすすめするポイントを3点に絞ってご紹介します。

 

腸内環境を整える『食物繊維』

キウイフルーツには、2.5g程度(1個)の食物繊維が含まれます。この含有量は果物の中ではトップクラスで、バナナ(1本)に1.7g、ぶどう(1房)に0.5gと比較すると、その量の多さが分かるかと思います。日本人の食事摂取基準では、1日当たりの目標量を成人(18歳〜64歳)において男性は21g、女性は18gとしています。日本人は3食の食事だけでは必要量を摂りきれないと言われますので、キウイフルーツで補えると良いです。

食物繊維の重要性については今までのコラムでも述べてきましたが、腸内環境の維持に欠かすことのできない栄養素です。

腸内環境が乱れると起こる症状は、便秘下痢といった分かり易い症状だけではありません。何となく胃腸の調子が悪い、肌が荒れる生活習慣病(糖尿防等)の悪化などに悩まされていませんか?腸内環境はこれら様々な症状の原因になり得ます。

また腸内環境が良いことで、栄養素の吸収を十分に行うことができ、不要な物質は体外に排泄し易くなります。健康な身体作りを行う為に、腸内環境の維持は欠かせません。

 

紫外線から身を守る『ビタミンC』

ビタミンCと言えばレモンを想像する方が多いかと思いますが、その含有量は意外にも高くありません。成人が1日に必要な量は約100mgと言われますが、レモン1個で20mgです。一方のキウイフルーツは70〜170mgものビタミンCが含まれます。特にゴールドキウイの含有量は約170mgと、ビタミンCの観点からは、1個食べるだけで必要量を補うことができます。

ビタミンCは、様々なストレスから身体を守る為に働きます。ゴルフは紫外線気温等の物理的なストレスや、緊張などの心理的ストレスに晒されるスポーツです。ここが楽しみの一つでもありますが、身体はダメージから守る必要があります。この時に身体の中では『ビタミンACE』と呼ばれる3種類のビタミンが消費されます。ビタミンAやビタミンEと比較して、ビタミンCは身体に貯蔵しておくことが難しい栄養素です。キウイフルーツを毎日食べてビタミンCを補えると良いですね。

 

消化を助ける『アクチニジン』

キウイフルーツには『アクチニジン』という消化酵素が含まれます。この酵素は食べ物の消化を助けるとともに、アミノ酸の吸収を高めることが知られています。つまり、食事と一緒に食べることで、他の食材の栄養素にも良い影響を与えますので、食後にデザートとして食べることがおすすめです。

それぞれの栄養素における目標値には個人差があり、個々の目標身体の状態によって適正値は変化します。 TGFでは管理栄養士の中島が、皆様それぞれに適した摂取量をご提案させていただきます。是非館内またはホームページを含む各種SNS等からご相談ください!

引き続き様々な観点から、ゴルファーの為の栄養学についてご紹介させていただきます!

ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。

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中島 遥

管理栄養士 パーソナルトレーナー
長野県出身。神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科にて管理栄養士、栄養教諭の資格を取得。卒業後は小学校で管理栄養士として働きながら、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を取得。
現在、トータルゴルフフィットネスでは、「食事と運動」両方の面からお客様の望む身体作り、パフォーマンス向上に貢献できるよう努めている。

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