トータルゴルフフィットネス トレーナーの渡邊です。
ゴルフの飛距離やスイングの安定性を高めるには、柔軟でスムーズに動く体が必要不可欠です。今回ご紹介するのは、6分間で完了するゴルファー向けストレッチ。
身体を無理なく起こし、飛ばせる状態へと導く具体的な7つのステップをご紹介します。
動画でも動きを確認できますので合わせてご確認ください。
目次
エクササイズ紹介
肩回しストレッチ
肩甲骨の動きを広げて、肩周りの可動域を高める動き
手順:
1. 両腕を肩の高さで前に出す。
2. 指先を体からできるだけ遠くへ意識しながら、腕を前から後ろへ大きく回す。
3. 肩甲骨を動かすことを意識し、胸ごと大きく動かすイメージで10回回す。
4. 頭の位置は動かさず固定し、首がぶれないように注意。
5. 今度は反対方向(後ろから前)にも同じように10回回す。
6. 呼吸を止めずに、無理のない範囲で行う。
肩甲骨寄せエクササイズ
スイング時に必要な背中の可動域を引き出すためのエクササイズ
手順:
1. 両手を前にまっすぐ伸ばす。
2. 胸を張りながら、肘を真後ろに引いていく。
3. 肩甲骨が背中で寄る感覚を意識する。
4. 肘は肩より下がらないように注意。
5. これを10回繰り返す。
6. 一度リセットし、もう1セット(合計2セット)行う。
7. 痛くなければ少し勢いをつけてもOK。
8. 肩がすくまないように注意する。
上半身捻りストレッチ
胸椎を回旋させることでスイング動作を滑らかな動きにするエクササイズ
手順:
1. 両手を胸の前に構える(肘を軽く外に開く)。
2. 顔を正面に向けたまま、胸を右にねじる。
3. 左にもねじる。左右交互に動かす。
4. 上半身全体を動かす意識で、手だけで動かさないように注意。
5. 左右合わせて10回行う。
クラブツイスト(前傾捻り)
スイング中のねじれ動作をカラダに覚えさせる運動
手順:
1. クラブを肩に担ぐ。
2. 前傾姿勢をとり、背筋を伸ばす。
3. 顔は正面を向けたまま、胸を右にひねる。
4. 次に左へひねる。
5. 骨盤は動かさず、おへそは常に正面に向けておく。
6. 左右交互に10回繰り返す。
ワイドスタンスツイスト
軸を安定させた体重移動と、下半身の可動性アップ
手順(右側):
1. 両足を肩幅より広く開き、ワイドスタンスをとる。
2. 体重をしっかり右足に乗せる。
3. クラブを肩に担ぎ、胸を右にひねる。
4. 骨盤は固定し、膝の向きは常に正面に。
5. これを10回繰り返す。
手順(左側):
6. 体重を左足に移し、上半身を左にひねる。
7. 膝の向きが変わらないように意識。
8. 同じく10回繰り返す。
ハムストリングスストレッチ
股関節の可動性と太もも裏の柔軟性を引き出す
手順(右足前):
1. 右足を一歩前に出して膝を伸ばす。
2. 左足は軽く曲げ、体重を乗せる。
3. お尻を後ろへ引きながら、上半身を前に倒す。
4. 背筋を伸ばし、胸を真下に向ける。
5. この動作を10回繰り返す。
手順(左足前):
6. 左足を前に出し、同じ動作を繰り返す。
7. 左右バランスよく行うのがポイント。
体側ストレッチ(側屈)
体幹の柔軟性とバランスを整えるストレッチ
手順(右側):
1. 左足を右足の後ろにクロスする。
2. 両手を頭の上で組む。
3. 体を右側へ倒し、左側の体側を伸ばす。
4. 痛みがない範囲で、手を遠くへ伸ばすイメージで行う。
5. これを10回行う。
手順(左側):
6. 右足を左足の後ろにクロス。
7. 同様に左に倒して右側を伸ばす。
8. こちらも10回行う。
まとめ
飛ばせる身体は、毎日の“6分”でつくれる
このストレッチメニューは、ゴルフに必要な部位を的確にほぐし、動かし、整える内容です。クラブ1本と少しのスペースがあれば、どこでも実践可能。たった6分の積み重ねが、スムーズなスイングと飛距離アップを導きます。
ぜひ日々のルーティンとして取り入れて、“飛ばせる身体”を手に入れましょう。
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トータルゴルフフィットネスでは、ゴルファーの願いを最短で叶えるために、トレーナーとコーチが連携してカラダのチェック・スイングのチェックを行います。
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