こんにちは!トレーナーの渡邊です。
皆さんはラウンド後半になると疲れで思うような動きが出来ない。。。日常生活でもなぜか最近疲れやすいな。。。と感じることはありませんか?
今回は、日常の歩行動作とゴルフパフォーマンスに関わる大切なポイント、「ピッチ」と「ストライド」についてご紹介します。
実はこの2つを見直すだけで、
・日常生活で疲れにくくなる。
・ラウンド終盤でも足が重くなりにくい
・スイングの安定感がアップする。
といった変化が期待できます。
目次
ピッチとストライドとは?
歩く・走る動作では、以下の2つが重要です:
ピッチ(歩数・回転数)
1分間に何歩踏むか(または何歩で走るか)という「足の回数数」のことです。
例:同じ距離を多くの歩数で進む=ピッチが高い。
ストライド(歩幅)
一歩でどれだけ進むのかという「歩幅の長さのことです」
例:大股で歩く人=ストライドが広い。
なぜ年を取るとストライドが落ちるの?
加齢とともにストライド(歩幅)が狭くなるのは、次のような理由があります:
筋力の低下
特に太ももやお尻の筋肉(大腿四頭筋・大殿筋など)が弱くなると、大きな一歩を踏み出せなくなります。
関節の可動域の低下
股関節や足首の動きが硬くなることで、足を前に出す動きが小さくなります。
バランス感覚の低下
転ばないように慎重になり、一歩を小さくする傾向があります。
姿勢の変化
年齢とともに猫背や前傾姿勢になり、歩幅が自然と狭くなります。
ストライドが落ちるデメリットとは
歩行距離が長いため疲労が蓄積しやすい
ゴルフでは18ホールで平均6〜8km以上歩くと言われています。
歩幅が狭いと歩数が多くなり心拍数が上昇しやすくなります、そのため体力を余計に消耗し、後半にスイング精度が落ちやすくなります。
運動不足・体力低下の悪循環
歩くこと自体が疲れやすくなり、活動量が減少。
結果として筋力・持久力がさらに低下 → ストライドがさらに短くなる、という悪循環に。
姿勢の崩れ・老化の印象
歩幅が狭いと猫背になりやすく、「老けた印象」や「疲れて見える印象」を与えます。
体幹や股関節の可動域の低下が見た目にも現れやすくなります。
ストライドの改善方法とは?(ストレッチ&トレーニングを紹介!)
ストライド(歩幅)を改善するには、柔軟性(特に股関節)・筋力(特に下半身)・バランスの3要素をバランスよく鍛えることが重要です。以下に、ストライド改善に効果的なストレッチとトレーニングを紹介します。
ヒップフレクサーストレッチ(腸腰筋ストレッチ)
方法:マシンの上で足を前後に大きく開き、前脚に体重をかけて股関節の前側を伸ばす。
ポイント:腰を反らさず骨盤を立てる
※今回はトータルゴルフフィットネスにあるストレッチ専用マシンを使って行います。
ハムストリングスストレッチ
方法:マシンの上に片脚を置きハンドルを引きます。膝を伸ばして伸び感を感じるところで止める。
ポイント:無理のない範囲で止める。
※今回はトータルゴルフフィットネスにあるストレッチ専用マシンを使って行います。
ストライド改善トレーニング
1.ランジウォーク
ランジウォークは、歩幅を広げるために効果的なトレーニングです。このトレーニングは、股関節や膝、足首の可動域を広げ、歩行時のストライドを増やすのに役立ちます。
やり方:
両足を肩幅に開き、背筋を伸ばして立ちます。
片足を前に大きく踏み出し、膝を90度に曲げてランジの姿勢を取ります。後ろ足の膝が床に近づくようにします。
前の足で地面を押し、もう一方の足を前に踏み出して、次のランジに進みます。
この動作を繰り返し、歩幅を意識して広く踏み出します。
ポイント:
膝がつま先より前に出ないように注意。
歩幅を広げることを意識して、普段より大きく踏み込んでみましょう。
可動域や動きの改善のために
トータルゴルフフィットネスでは、関節の可動域の改善やゴルフパフォーマンスの向上に向けて、さまざまな角度からサポートを行っています。
皆さまのゴルフライフがさらに充実したものになるよう、お一人おひとりに合わせたご提案をさせていただきます。
まずはぜひ一度、体験にお越しください。
まとめ
今回は歩行時のストライドを広げ、日常生活やゴルフのクオリティをより良くするための方法についてご紹介させていただきました!
まずはスモールスタート週に1回でも実践してみましょう!皆さまのゴルフライフがより良くなればうれしいです!