「最近、ゴルフ中に膝が痛むことはありませんか?」
スイングの途中でズキッと膝に痛みを感じたり、ラウンド後に膝の違和感が残ったり…。
そんな悩みを抱えるシニアゴルファーが、実はとても増えています。
「年齢のせいかな…」とあきらめていませんか?
目次
1. ゴルフで膝が痛くなる人が増えている
ゴルフは生涯スポーツとして人気ですが、年齢とともに膝の痛みを訴える方が増加中です。
特に「左膝の痛み」は、スイング時の体重移動や踏ん張りが関係していることが多く見られます。
2. 痛みの出る「膝の部位別」に見る原因とは?
1. 左膝の痛み:体重を受け止める側の負担
ダウンスイングで一気に体重が乗る左膝は、支える力が不足すると関節や靭帯に過剰な負担がかかります。
2. 右膝の痛み:バックスイングの支え役として機能不足
右足でしっかり支えられないと、膝がねじれてストレスが集中します。
3. 膝の内側・裏側の痛み:ねじれや疲労が蓄積
膝の内側は動作のクセ、裏側は長時間歩行による筋肉の疲れが主な原因です。
3. 膝痛の根本原因|フォーム・筋力・柔軟性の崩れ
1. フォームの問題
膝が内側にねじれた状態で体重がかかると、関節や靭帯に強いストレスがかかります。
特にスイングで膝とつま先の向きがズレていると、慢性的な痛みの原因になります。
2. 筋力の低下
太もも前側や内もも、お尻の筋肉が弱くなると、膝をしっかり支えられず負担が集中します。
結果として、関節に頼りすぎる動きとなり、膝を痛めやすくなります。
3. 可動域の不足
股関節や足首が硬いと、本来の動きができず、膝が代わりにねじれることで負担が増します。
この「代償動作」が、膝に痛みを引き起こす大きな原因です。
4. ゴルフ膝痛を予防・改善する!おすすめエクササイズ4選
以下は、膝の安定性や柔軟性を高めるために効果的な種目です。
スクワット
【効果】太もも・お尻の筋力を鍛え、膝の支えを強化します。
【やり方】足を肩幅に開いて立ち、背筋を伸ばしたままお尻を後ろに引いてしゃがみ、ゆっくり戻す。10回×2セット。
【ポイント】膝が内側に入らないよう注意。
ヒップリフト(お尻上げ)
【効果】お尻と太もも裏を鍛え、膝が前に出すぎるのを防ぐ。
【やり方】仰向けに寝て膝を立て、お尻を持ち上げて3秒キープ、ゆっくり戻す。10回×2セット。
【ポイント】腰を反らせすぎず、お尻と太もも裏を意識。
ハーフニーリングのクワドストレッチ(大腿四頭筋ストレッチ)
【効果】太もも前側の柔軟性を改善し、膝の引っ張られる痛みを軽減。
【やり方】片膝立ちになり、後ろ足の足首を手で持ち、太ももの前を伸ばす。左右20秒ずつ×2回。
【ポイント】腰を反らさず、膝を後ろに引くように意識。
アンクルモビリティ(足首の可動域向上)
【効果】足首の柔軟性を高め、膝への負担を軽減。
【やり方】片膝立ちになり、つま先と膝を真っすぐにします。踵が浮かないように膝を前に倒す。左右10回ずつ。
【ポイント】かかとを床から浮かせないように。
5. それでも改善しないときは…専門トレーナーに相談を
自己流で改善しない痛みは、プロのチェックが必要です。
トータルゴルフフィットネスでは、ゴルフに特化した動作分析とトレーニングで、痛みの根本解決をサポートしています。
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