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スタッフコラム
「ゴルフボディを作る」

STAFF COLUMN

第743回 ゴルフ腰痛を防ぐスイングの作り方|腰を痛めないコツ&簡単トレーニング

ゴルフを続けていると、多くの方が一度は悩む「腰痛」。

特に中高年ゴルファーにとって、スイング中の腰への負担は見過ごせない問題です。

この記事では、腰痛の原因を解説しながら、腰を痛めないスイング作りのポイントと、今日からできる簡単なトレーニング方法をご紹介。さらに、腰痛に悩む多くのゴルファーが成果を実感している「プロの指導」を体験するメリットもお伝えします。

腰の悩みを抱えたままゴルフを続けるのではなく、今こそ根本改善に取り組みませんか?

ゴルフスイングで腰痛が起きる原因とは?

ゴルフは見た目以上に体に負担がかかるスポーツで、とくに「腰」はスイング動作の中で大きな負荷を受けます。
腰痛の主な原因は以下の3つです:

【原因1】回旋動作の過負荷

ゴルフスイングは、テークバックで右に、ダウンスイングからフィニッシュで左へと体を大きくひねる動作(回旋動作)を繰り返します。この時、本来は胸(胸郭)と股関節が分担して回転するべきなのですが、多くのアマチュアは柔軟性不足などで胸や股関節が回らず、結果的に腰だけで無理にひねるクセが出やすいです。

➡結果:腰の筋肉・関節・椎間板に大きな負担がかかり、炎症や痛みが発生。


【原因2】筋力不足・柔軟性の低下

特に体幹(腹筋・背筋まわり)、お尻(大殿筋)、太ももの裏(ハムストリングス)などの筋肉が弱い、または固いと、スイング中の安定性が損なわれます。
例えば:

  • 腹筋が弱いと、腰の筋肉が代わりに頑張りすぎる。

  • 股関節が硬いと、腰の動きでカバーしようとして過剰な負担がかかる

➡結果:無理な姿勢で腰を使うことになり、ケガの原因に。


【原因3】間違ったスイングフォーム

スイングは全身を使った運動ですが、体重移動やアドレスの姿勢が崩れていると、腰だけに力が集中してしまいます。
特に多いのは:

  • 前傾が深すぎて、腰が反ったアドレス

  • トップで体が「のけぞる」ように反る動き

  • 体重が左右どちらかに偏りすぎる

これらは腰椎への圧迫を増大させる原因です。

➡結果:一度の大きな負荷で痛めるだけでなく、繰り返しのダメージで慢性的な腰痛を引き起こします。

\★専門トレーナーからのアドバイス/
「腰に負担がかかるスイングは、最初は痛みがなくても徐々にトラブルを引き起こします。“違和感”が出た時点で見直すのが理想的です。フォームを客観的に分析することが腰痛予防の第一歩です。」

腰を痛めないゴルフスイング5つのコツ

【コツ1】正しいアドレスを意識する

スイング前の構え(アドレス)が崩れていると、その後の動きも悪影響を受けます。特に腰痛予防では「骨盤の角度」がポイントです。

やるべきこと:

  • 骨盤をしっかり立て、腰が反らないように注意

  • 背筋を自然に伸ばす

  • 膝を軽く曲げ、お尻を軽く後ろに引く意識

これで腰椎の自然なカーブ(前弯)が保たれ、腰が守られた状態でスイングを始められます。


【コツ2】体幹を使って回転する

多くのゴルファーは「腰をひねる」イメージを持っていますが、正しくは胸郭(胸まわり)と股関節をしっかり使うことが重要です。

やるべきこと:

  • テークバックでは胸を意識して右後方へ回す

  • 股関節を支点にして体を回す感覚を持つ

  • 腰は「連動して回る」だけで、無理にひねらない

→ こうすることで腰だけに負担が集中しない回転ができます。


【コツ3】無理な力みを抜く

「飛ばしたい!」と思うと、体に余計な力が入りがち。特に腹圧が強すぎると腰がロックされ、スムーズな動きができなくなります。

やるべきこと:

  • グリップの力を「5割」程度にする

  • スイングのリズムは「大きくゆったり」を意識

  • 一度深呼吸をして、リラックスした状態を作る

自然な体の動きができることで、腰への負担が減少します。


【コツ4】バランス良く体重移動する

体重が左右どちらかに偏ると、フィニッシュまでに腰をひねりすぎるリスクが増えます。特に多いのが「右足体重が残る」ケース。

やるべきこと:

  • アドレスからトップまでは右足内側に体重を乗せる

  • ダウンスイングではスムーズに左足へ移動

  • フィニッシュ時にはしっかりと左足に体重が乗り切る

→ 「左右の体重移動が流れる」感覚ができると、腰が無理なく動きます。


【コツ5】フィニッシュまでスムーズに振り抜く

途中でスイングを止める、または縮こまると、その時点で体の一部に負担が集中します。腰もその1つです。

やるべきこと:

  • クラブが自然に走る感覚を大事にする

  • フィニッシュで「お腹が目標方向に向いている」か確認

  • 動きを途中で止めない

流れのあるスイングは、体への衝撃を分散し、腰を守ることにつながります。


3.腰痛を防ぐ!簡単セルフトレーニング

ゴルフスイング中の腰痛を防ぐためには、日常的な筋力と柔軟性のケアがとても大切です。ここでは、特に重要な「背骨・股関節・体幹」にアプローチできる簡単なセルフトレーニングを紹介します。

1.キャット&ドッグ(背骨ほぐし)

背骨(特に腰椎)の柔軟性を高める基本エクササイズです。朝やラウンド前におすすめ。

やり方:

  1. 四つ這いになり、手は肩の真下・膝は腰の真下に置く。

  2. 息を吐きながら、背中を丸めておへそをのぞき込む(キャット)。

  3. 息を吸いながら、背中を反らせて顔を軽く上げる(ドッグ)。

  4. これをゆっくり10回繰り返す。

効果: 背骨まわりの可動性UP+腰まわりの緊張緩和。


2.股関節ストレッチ(お尻・もも裏の柔軟性UP)

股関節の硬さは、腰が無理をする原因の一つです。ゴルフのスイング動作では股関節の柔軟性が不可欠です。

やり方(仰向けver.):

  1. 仰向けに寝て、右足首を左ひざの上に乗せる。

  2. 左足を持ち上げ、両手で左の太ももを抱える。

  3. 息を吐きながら胸に引き寄せ、お尻が伸びるのを感じる。

  4. 30秒キープ×左右2セットずつ。

効果: 大殿筋・ハムストリングスの柔軟性UPで、腰の負担軽減。


3.体幹ツイスト(座ってできるひねり運動)

胸郭と腹斜筋を刺激し、腰以外の場所でしっかり回旋できる体を作ります。

やり方:

  1. 椅子に浅く座り、背筋を伸ばす。

  2. 両手を胸の前でクロスさせる。

  3. 息を吐きながらゆっくり右に体をひねる(腰ではなく胸のあたりを意識)。

  4. 吸いながら戻り、反対側も同様に。

  5. 左右10回ずつ。

効果: ゴルフスイングに必要な「胸で回す」感覚が養える。


\★ポイント/

  • 無理をせず、呼吸を止めないことが大事。

  • 「今日は硬いな」と感じた日は、回数を減らしてOK。

  • 目安は1日5分~10分程度。

4.腰が痛いときに気を付けること

「痛みがあるけど、どうしてもラウンドは外せない…」そんな時は以下を守りましょう。

  • スイング幅を7割に抑える

  • 無理なスイングスピードを出さない

  • ラウンド中もこまめにストレッチを入れる

※症状が強い場合は、無理せずドクターの判断を優先してください。


まとめ

自分のスイングを見直す <体験レッスンで変わる理由>

腰痛の原因や改善法を知ることは大事ですが、本当に効果があるのは「自分の体とスイングに合わせた指導」を受けることです。トータルゴルフフィットネスでは、専門トレーナーがあなたの体の状態を確認し、腰に優しいスイング作りをサポート。これまで「腰痛で悩んでいたけど飛距離が伸びた!」という声も多数寄せられています。

ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。

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