トータルゴルフフィットネス ゴルフコーチ兼トレーナーの荒谷です。
今回はスライスに悩んでいる方に向けて改善方法をお伝えします。
スライスと聞くと、アウトサイドインやフェースが開いているという感覚になると思います。
今回はそのような細かい内容とともに改善ドリルをご紹介させていただきます。
ではまずはスライスする原因を細かくご説明させていただきます。
スイングの中で『フェースtoパス』というのがとても大事になってきます。
皆様が思っているようにアウトサイドインでフェースが開いてボールにアタックしてスライスをしてしまうのか、それとも軌道はストレートだけれどもフェースが開いてボールにアッタクすることでスライスになってしまっているのか、はたまたインサイドからの軌道なのにフェースが開いてボールにアタックしてスライスなのかでは改善方法は全く別物になってしまいます。
ですが、全てのエラーに通じて言えることは『 軌道よりもフェースの向き 』が重要ということはゴルフにおいては鉄則です。
アウトサイドからの軌道でも、ストレートでもインサイドでもフェース面のコントロールが最重要です。
ドライバーではフェース面の重要度が8割りと言われており、アイアンでは7割りと言われているほどです。
目に見えやすいクラブ軌道を意識しやすいですが、実はフェース面の方が大事であるということを理解していただきたいです。
それではフェース面に意識をおいたスライス改善ドリルをご紹介します。
目次
スライス改善ドリル
フェースコントロール
まずはフェース面のコントロール力を上げていきましょう。
- クラブを持ちアドレスを作ります
- テイクバックをあげ切り返したのちクラブと地面が並行の位置でスイングを止めます
★ポイント★
・スイングの動きを止めた際のフェース面の向きを確認してください
針時計で例えると11時の位置から斜め下を向いている状態を作っていきましょう。
この際に左手の甲の向きとフェースの向きをつなげて考えていただけるとわかりやすいと思います。
左手の甲の向いている方向がフェースの向きと同じ動きを必ずします。
このイメージを素振りの際にしっかりとイメージして実施してからボールを打つようにしてください。
軌道修正ドリル(アウトサイドイン改善)
続いてはクラブの軌道を修正するドリルをご紹介します。
クラブ軌道がどうしてもアウトサイドインが強くなってしまう方が多いのでこのドリルを実践してください。
- クラブを持ちアドレスを作ります
- テイクバックをあげ切り返し後クラブを寝かせるように動かします
このクラブを寝かせる状態を作ることがアウトサイドインから脱却するためには非常に重要なポイントになります。
クラブを寝かせるイメージが湧いたのちボールを打つようにしていきましょう。
軌道修正ドリル(インサイドアウト)
インサイドアウトが強い方は先ほどのクラブが寝た状態が過度になってしまっている状態です。
そうすることでインパクトの際にフェース面が開きすぎてしまいスライスが出てしまいます。
そのような方はこの内容を意識してください。
地面とクラブが並行になった際に手元の高さよりもクラブが下に落ちないようにします。
さらに地面とクラブが並行になるようにクラブを持ち上げます。
そうすることによって、クラブが適度なインサイドから降りてきながらインパクトできるようになります。
この動きを切り返しの素振りで何度か実践しイメージを獲得することができてからボールを打つようにしてください。
まとめ
今回はスライスの理解と改善方法をお伝えしました。
ご紹介したフェース面の練習方法は比較的どこでも簡単に行うことができます。
軌道に関しては少しコツが必要になってくることがあるのでこの動画とご自身の動きが同じような動きになっているかを細かく確認しながら行うようにしてください。
なかなかコツが掴めない方はぜひTGFへお越しください。
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