トータルゴルフフィットネス ゴルフコーチ兼トレーナーの荒谷です。
年齢と共に飛距離が落ちてきたと感じている40歳代のゴルファーの方は多いのではないでしょうか。
その原因は、昔のままスイングをし続けてしまっていることにあるかもしれません。
年齢と共に、可動域・筋力・バランス力は少しずつ変化していきます。
ですが多くの方はそれに気づかずに昔のままの身体の使い方を続けてしまっています。
この動画では昔の感覚が今の身体に合わない理由と今の身体に適した飛距離や安定感を取り戻すための具体的なスイング修正方法と簡単なドリルをご紹介します。
ぜひこのご紹介する内容を参考にしていただいて今の身体に適したスイングを見つけていきましょう。
詳細は動画でも確認できますので併せてご覧ください。
目次
飛距離が年齢と共に低下した3つの原因
それでは昔の感覚が今の身体に合わない理由は以下の内容になります。
肩の可動域の低下
昔は肩がしっかりと回って捻転差ができそこからボールを打つことができていたから飛距離がよく出ていたと思われます。
ですが年齢を重ねることによって可動域が少しずつ少なくなっていき、そこで無理に身体を回そうとすることによってスウェーが起きてしまうことや、スウェーの状態から切り返すことによって身体が開いたままのダウンスイングになりスライスやミート率の低下の原因になります。
なので、無理に身体を回そうとせずにゆっくりと肩甲骨から身体を回すことを意識してください。
そして根本的に身体の柔軟性を向上させることが大切です。
上半身の回旋ストレッチはこちらのストレッチを実施してください。
- クラブを肩の後ろで持ちアドレスを作ります
- その姿勢を維持したまま身体を左右に大きく捻ります
★ポイント★
・クラブが背中から離れないようにしたまま身体を捻ります
このストレッチはラウンドのウォーミングアップとしても有効なのでゴルフの前には必ず実施するようにしてください。
下半身と上半身が同調できていない
腰のキレでインパクトをしている方にありがちな内容です。
過去のスイングでは腰のキレがすごくあり、この動きで飛距離を生み出していた方はとても多いです。
ですが、身体の柔軟性や筋力・バランス力が低下することで下半身ばかりが動き、振り遅れやスイングのバランスが崩れ飛距離の低下につながります。
このような方は腰のキレでスイングするのを意識するのではなく左の壁を意識し、下半身と上半身の連動性を維持したままインパクトに向かうと飛距離が段々と向上します。
腕の力を使ったスイング
過去のスイングでは腕の力を存分に使い飛距離を実現している方は特に男性で多い傾向です。
そこから前腕の筋力低下や握力の低下でグリップ力が低下し、インパクトで力強いインパクトを実現できなくなります。
この内容に当てはまる方には、腕の力だけでなく身体全体を使ったスイングをすることでスイングが改善されます。
これを実現するためにはまずはテンポを意識しましょう。
スイングのテンポを意識するためには「連続素振り」を行うことをお勧めします。
連続素振りを行うことで腕の力みを減らすことができます。
腕を使ったスイングをしているとテンポのズレや動きのぎこちなさが現れてしまいます。
連続素振りでは止まることなく、流れの中で動き続けましょう。
動きに慣れてきたらボールを3つ並べて連続で打つこともとても有効な練習方法になります。
この練習方法でテンポ良くリズムを掴むためにこの練習方法を実施し、腕に頼らないスイングを身につけ今の身体に適したスイングを身につけましょう。
まとめ
今回は、過去と現在の飛距離の差に悩まれているゴルファーの方に向けた内容をご紹介しました。
過去のスイング感覚だけに頼ったイメージだけですとスイングはどんどん崩れ飛距離も取り戻すどころかマイナス方向へ進んでしまいます。
今の身体に適した無理なく効率的に動くことができるスイングを身につけることが今後のゴルフライフを豊かにする秘訣です。
ご自身に適した飛距離の取り戻し方を詳しく聞きたい方はぜひ当クラブの体験へお越しください。
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トータルゴルフフィットネスでは、ゴルファーの願いを最短で叶えるために、トレーナーとコーチが連携してカラダのチェック・スイングのチェックを行います。
『カラダの問題点』『ゴルフスイングの問題点』を明確にし、効率的なゴルフスイングを身につけるための提案を行います。
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