トータルゴルフフィットネスの 荒谷です。
今回はダウンスイングで右膝が前に出てしまう原因について解説と改善方法をお伝えします。
解説と改善方法をスキル面とフィジカル面の2つに分けて解説からさせていただきます。
動画にて原因と改善方法を詳しく説明していますのでご覧ください。
目次
ではまずはスキル面の部分で右膝が出てしまっている理由をお伝えします。
スキルの原因
右膝の使いすぎ
ダウンスイングの体重移動の際に右足を使い過ぎてしまうと右膝が前に出てしまう原因になります。
右足の蹴る動きが強くなってしまうと結果的に膝が前に出てしまい前傾が崩れてミート率が下がる原因になります。
過度な回転
ダウンスイングの際に身体の回転が過度に多くなると右膝が前に出てくる原因になります。
身体を切るや腰を切る動きを強く意識し過ぎてしまうことで身体の回転量は大きくなりその結果、膝のエラーに繋がりやすくなります。
スキル面での膝のエラーは上記の2つの原因になります。
続いてはフィジカル面から注目をした原因の解説です。
フィジカル面の原因
内転筋の不活性
内転筋の不活性が原因になっている可能性があります。
スイング中の内転筋の活動は股関節の引き込み動作と強く関係があります。
テイクバックの際は右内転筋、ダウンスイングの際に左の内転筋がしっかりと機能することで左右の股関節がしっかりと引き込まれ膝の前後への動きが少なくなります。
この内転筋が機能していなければうまく股関節を引き込む事ができずにスイングの各フェーズで膝が前に出てしまう原因となるのです。
股関節の可動域
股関節の可動域も膝のエラーに大きく関係してきます。
股関節の可動域不足によってその場での回転ができないため右膝が出てきてしまいます。
実際には地面に足がついているため回るという感覚が少ないとは思いますが、その場で回る動きがかなり重要になります。
改善ドリル
先ほどスキル面の原因で出てきた「右足を蹴り過ぎてしまっている」と「腰を切り過ぎてしまっている」内容に2つに的を絞ったドリルのご紹介です。
普段のアドレスから少しだけ修正を加えたやり方です。
普段通りのアドレスから右膝を伸ばして構えてください。
この動きを行うことで少しだけ左足に体重が乗ってくる感覚があると思います。
この状態のままスイングを行いましょう。最初は動きの違和感があるため軽いスイングから行うようにしてください。
こうすることによって右膝の矯正を行う事ができます。
改善トレーニング
- 手を胸の前でクロスします
- 左足を一歩横に踏み出しながらしゃがみます
- 反対側も同様に行います
★ポイント★
・左足を踏み込んでしゃがんだ際の右膝をしっかりと伸ばすようにしてください
まとめ
今回はダウンスイングの際に右膝が前に出てしまうエラーについて解説と改善方法のご紹介をさせていただきました。
スキルの面とフィジカルの面の両方からアプローチをすることによって最短でエラースイングを改善する事ができます。
ぜひ実践してみてください。
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