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スタッフコラム
「ゴルフボディを作る」

STAFF COLUMN

冬芝はこう攻める!薄芝アプローチが劇的に変わるシンプルな方法

トータルゴルフフィットネス ゴルフコーチの荒谷です。

冬のゴルフでスコアを崩す大きな原因のひとつが、薄い芝からのアプローチです。
夏場は芝が元気で、多少ミスをしてもクラブが滑って助けてくれます。

しかし冬は芝が枯れてしまい、芝が無い分ミスに対する許容がなくなります。

いつも通りの感覚で打つとリーディングエッジが刺さり、今度はボールを上げようとするとトップでグリーン奥へ。

行ったり来たりして、グリーンまわりで大叩きするという「負のスパイラル」に陥りやすくなります。

ではどうすれば、この“冬芝トラップ”から抜け出せるのでしょうか。
答えはシンプルです。

ポイントは「球を上げようとしない」こと。

冬柴でのアプローチのミスの多くは、「高く上げたい」という意識から生まれます。大事なのは、ロフトを信じてクリーンに当てること。勝手に球は上がります。

セットアップで8割決まる

まずは構えを見直してみてください。

  • ボール位置は中央より右寄り
  • ハンドファーストで構える
  • スタンスは狭く、体重は左足寄り(6:4)
  • クラブは短く持つ

薄芝では、クラブの最下点をボールの先に作ることが最優先です。
手ではなくカラダの回転で振るイメージを持つと、必要以上にクラブを下に入れようとしなくなります。

打ち方のイメージ

スイングはコンパクトに。
手先で上げないように肩の回転でテイクバックし、同じく肩の回転で戻します。
そして重要なポイントは フォローを低く長く出すこと。
インパクトで終わらず目標方向へ押し出していく意識がクリーンに抜けるスイングを作ります。

成功率を上げるクラブ選択

薄い芝で58°や60°のロブウェッジに頼ると難易度が上がります。
転がしを前提に、PWや9番アイアンを使う選択肢を持ってください。
「上げる」ではなく「運んで、転がす」。これが冬の戦い方です。

まとめ

  • 冬芝でミスする原因は すくい上げようとする動き
  • 右寄り・ハンドファースト・低く長いフォロー
  • 転がし主体のクラブ選択で成功率UP

冬のアプローチを克服できれば、スコアは確実に安定します。
次のラウンドで、ぜひ試してみてください。

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荒谷 甫

トータルゴルフフィットネス所属ゴルフコーチ兼パーソナルトレーナー

社会人になりゴルフを始める。90歳を超える祖父のゴルフを楽しむ姿に感動し多くの方にゴルフを楽しんでもらいたいと思いゴルフレッスンの道に進む。

世界最大規模のゴルフテックに入社し、動作計測により数値を使ったデータに基づくスイングづくりでより多くゴルファーの上達をサポート。

その中でレベルアップを図りTPIゴルフレベル2、PING認定フィッターの資格を取得。

レッスン以外にフィッティングの面でもお客様のサポーツを出来るように努める。

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