ゴルフを長年楽しんでいると、
「昔より飛ばなくなった」
「インパクトの感覚が良くない」
この様に感じることはありませんか?
この原因のひとつに『フリップ』という手の動きが関係しているかもしれません!
年齢を重ねると身体の動きは少しずつ変わります。若い頃にはなかったスイングのクセが出やすくなります。 特にフリップは、飛距離の低下やミスショットの原因として、多くのシニアゴルファーが無意識のうちにやってしまっている動きのひとつです。
今回は、そもそもフリップとは何か、なぜ起こるのか、どうすれば防げるのかを分かりやすく解説します。ご自身のスイングを見直すきっかけにして、ゴルフをもっと楽しみましょう!
目次
フリップとは?
ゴルフスイングで『フリップ』とは、インパクトの瞬間に手首が先に返ってしまい、クラブヘッドが手よりも前に出る動きのことをいいます。
本来、インパクトでは手元がクラブヘッドよりも少し前にあるのが理想です。しかし、フリップが起こることで力がボールに十分に伝わらず、飛距離が落ちたり、トップ、ダフリ、スライスといったミスショットが増えやすくなります。
▶︎ここがポイント!
ボールが上がりすぎる
インパクトでフェースが開きやすくなる
飛距離が出にくい
なぜフリップが起きるのか?
フリップの原因はいくつかの要素が考えられます。
身体の回転が止まっている
身体の回転が止まり、手だけでクラブを振ってしまうと、クラブヘッドが先行してフリップが起きます。
グリップのゆるみ
インパクトの瞬間にグリップがゆるんでしまうと、ヘッドがブレてフリップの原因になります。
手打ちになっている
下半身を使わず、腕だけでスイングしていると手先の動きが大きくなり、フリップしやすくなります。
アーリーリリース
トップから切り返しの時点で早く手首をほどいてしまうこと(アーリーリリース)もフリップの一因です。
あなたのスイングはフリップしてる?【セルフチェック法】
次のような症状があれば、あなたもフリップしている可能性があります。
インパクトの瞬間、手よりもクラブヘッドが前に出ている
ボールが高く上がって飛ばない
ダフリやトップが多い
スイング後、左手首が折れている
スマートフォンでご自身のスイングを録画して、上記のポイントをチェックしてみましょう!
フリップを防ぐコツと『改善ドリル』
『左手リード』を意識する
インパクトでは左手が先行し、ヘッドが少し遅れてついてくる形が理想です。素振りでも左手リードを意識しましょう。
『腰の回転』で打つ
下半身の動きが止まると、フリップが起きやすくなります。腰の回転でボールを押し込む感覚を養いましょう。
『タオルドリル(おすすめ!)』
クラブと両手の間にゴムボールやタオルを挟んで素振りします。手首だけの動きを抑え、身体で打つ感覚がつかめます。
『左手一本ドリル』
左手一本で素振りをすると、自然とハンドファーストの形が身につきます。
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トレーニングで身体の使い方から改善!
フリップの原因はスキルだけではありません。体幹が弱いと、どうしても腕に頼ったスイングになりがちです。
TGFでは、ゴルフ専門のトレーナーが『身体の使い方』から見直し、フリップを改善するサポートをしています!
✅ 可動域を広げるストレッチ
✅ 下半身と体幹を連動させるトレーニング
✅ あなた専用のドリル指導
FAQ:よくある質問
Q. フリップは悪いことですか?
A. すべてが悪いとは限りませんが、多くの場合、飛距離や方向性に悪影響を与えます。安定したショットのためには改善する価値があります。
Q. 自分だけで治せますか?
A. 軽度のフリップであれば改善可能です。しかし、身体の癖や筋力バランスが原因の場合は、専門的なチェックと指導を受ける方が確実です。
Q. 体験レッスンはありますか?
A. はい。TGFでは初回体験を受付中です。あなたのスイングをチェックし、それぞれの身体の状態に合った改善方法をご提案します。
【体験受付中】フリップ、直すなら今!
TGFでは、ゴルフスイングだけでなく、皆さんの身体の状態や動きのクセを見極めて、トレーニング指導を行っています。
年齢を重ねても飛距離を落とさず、「もっともっとゴルフを楽しみたい!」というゴルファーの皆さん、ぜひ一度体験にお越しください!