トータルゴルフフィットネス ゴルフコーチ兼トレーナーの荒谷です。
今回はトップで手元が低くなってしまう方に原因と解消方法をお伝えします。
トップで手元の位置が低くなってしまう理由は『 身体 』と『 スイングスキル 』の2つの面があります。
今回はその2つの面を分けてご説明をさせていただきます。
動画でもスイングの動きと合わせてご覧になれますのでご視聴ください。
目次
トップの位置が低くなる原因
カラダの原因
トップの位置が低くなってしまう原因は『 広背筋の柔軟性 』です。
広背筋が硬いと腕を上げたり伸ばしたりすることが難しくなります。
これによりトップの位置を低くせざるを得ない状況になるのです。
女子プロゴルファーや男子プロゴルファー、海外のプロゴルファーが高いトップの位置を作れているのはこの広背筋の柔軟性がしっかりと獲得することができているからです。
では広背筋が硬い状態で可動域をしっかりと獲得できていないまま無理にトップ位置を高くしようとするとどうなると思いますか。
無理にトップの位置を高くすると、背中を反らせた状態を作るしかありません。
これにより起き上がりなどのエラーも発生してしまいます。
ここから最下点のズレなど様々なミスに繋がってしまいます。
このことから広背筋の柔軟性は非常に重要なポイントとなってきます。
これがトップに位置が低くなってしまう身体の原因です。
次はスイングの動きが原因でトップの位置が低くなってしまう内容です。
スイングの原因
スイングの動きとしてはテイクバックが原因でトップの位置が低くなってしまいます。
テイクバックは腕と肩の三角形を崩さずにボディターンで上げていくことが理想です。
これが崩れ途中ですぐ畳まれてしまい胸の前から外れてしまい、そのまま回転してトップを作っていくと手元が低くなってしまいます。
この三角形を維持して身体を回すと最初のうちはかなり厳しいですがこのボディターンを意識してあげるととても良いです。
それではトップの位置が低くなってしまうのを改善するためのドリルをご紹介します。
トップの位置の改善方法
スイング改善
- アドレスを作ります
- アドレスの前傾角度を維持したまま手元を持ち上げ手首とクラブの角度を90度にします
- この状態で身体をテイクバック側に回します
- 3の姿勢を維持したまま右肘を曲げトップの位置を作ります
★ポイント★
・3の状態までは手元が常に胸の前にあるように行ってください
続いては、広背筋のストレッチもご紹介します。
カラダの改善
「広背筋のストレッチ」
- 四つ這いになります
- 右手を左手の上に置きます
- このままお尻を後ろに引きます
- 左側も同様に行います
★ポイント★
・手の位置が下がらないように行いましょう
まとめ
今回はトップの位置が低くなってしまう原因を、『 カラダ 』と『 スイングスキル 』に分けてご紹介しました。
どちらかの要素が欠如してしまうとトップの位置は必然と低くなってしまいます。
身体もスキルもどちらも向上させて理想をスイングを身につけていきましょう。
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トータルゴルフフィットネスでは、ゴルファーの願いを最短で叶えるために、トレーナーとコーチが連携してカラダのチェック・スイングのチェックを行います。
『カラダの問題点』『ゴルフスイングの問題点』を明確にし、効率的なゴルフスイングを身につけるための提案を行います。
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