スタッフコラム「ゴルフボディを作る」

第506回 綺麗なアドレス&フィニッシュは「バランス力」が鍵!?

トータルゴルフフィットネス、トレーナーの小林です。
100歳でもゴルフ応援プロジェクト、今回のテーマは『バランス力』です。

バランスには「静的バランス」「動的バランス」と呼ばれる2種類のものがあります。
静的バランスは、座ったり立ったりしている姿勢を崩さずにバランスを保つ能力です。
動的バランスは、動きの中でバランスを保つという能力です。
ゴルフのスイングで例えると
静的バランスは、アドレスの姿勢を保つことや、フィニッシュをバランスよく保つ場面に使われる能力です。
動的バランスは、スイングの一連の動作の中で常に必要とされる能力です。
風が強い時や、傾斜からのスイングショットの時はよりバランス能力が必要になります。

それではバランス能力を高めるエクササイズをご紹介させていただきます。
今回のバランス力向上トレーニングでは股関節を意識して行ってみてください。

動画にてエクササイズ説明がご覧になれますのであわせてご覧ください。

エクササイズ紹介

片足バランス

1つ目のエクササイズのご紹介です。
  1. 椅子や壁に掴まり片足立ちになります(余裕のある方はサポートなしで行います)
  2. 上げている足は股関節、膝関節90度まで上げます
  3. この姿勢を10秒キープします
  4. 逆の足でも行います
  5. 5セット行います
ポイント
・軸足の膝をしっかり伸ばして行います

片足バランス・オーバーヘッドボールパス

2つ目のエクササイズです。
  1. 片足を股関節、膝関節90度に上げます
  2. 片手で軽いボールを持ち両手を横に広げます
  3. 頭の上でボールを反対の手に持ち替えます
  4. 交互に繰り返します
  5. 反対足でも行います
  6. 10回行います
ポイント
・軸足の膝をしっかり伸ばして行います
・両手の肘が曲がらないように注意します

バードドッグ

3つ目のエクササイズです
  1. 四つ這いになります
  2. 片手と対角線側の足を遠くに伸ばします
  3. この姿勢を10秒キープします
  4. 逆側でも行います
  5. 片側5セット行います
ポイント
・手足を伸ばした際に一直線になるようにします

まとめ

今回はバランス力の中でも静的バランスにフォーカスしてエクササイズのご紹介をさせていただきました。
アドレスの時にしっくりとこないと感じている方や、フィニッシュが綺麗に取れない方はぜひバランス力向上をしてみてください。

バランス力を上げたいと思った時こそ

トータルゴルフフィットネスでは、ゴルファーの願いを最短で叶えるために、トレーナーとコーチが連携してカラダのチェック・スイングのチェックを行います。
『カラダの問題点』『ゴルフスイングの問題点』を明確にし、効率的なゴルフスイングを身につけるための提案を行います。
ゴルフレッスンだけではなかなか修正が難しかったフィジカル面の課題もゴルフ専門のトレーナーがしっかりと見極めて改善へ導きます。



小林 和仁
トータルゴルフフィットネス所属パーソナルトレーナー
トレーナー長年、日本スキー界の第一人者として活躍する一方、オフシーズンのトレーニングの一貫として、ゴルフ歴も30年以上。スキーにおける卓越した体重移動のテクニックをグルフスイングにおける体重移動に応用するとともに、体幹部の動き、捻りの動作等、「柔軟でスマートな動き」をプロ・アマ問わず多くのゴルファーに指導。
ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。
小林 和仁
小林 和仁

長年、日本スキー界の第一人者として活躍する一方、オフシーズンのトレーニングの一貫として、ゴルフ歴も30年以上。スキーにおける卓越した体重移動テクニックをゴルフスイングにおける体重移動に応用するとともに、体幹部の動き、ひねりの動作等、「柔軟でスマートな身体の動き」をプロ・アマ問わず多くのゴルファーに指導。

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