スタッフコラム「ゴルフボディを作る」

第511回 ラフからのウッドはこう打つ!

トータルゴルフフィットネス、トレーナーの小林です。
今回も当クラブの橋本コーチにお願いをしてゴルフレッスンを実践していただきます。

前回は橋本コーチにFWの打ち方について教えていただきました。
私自身FWはダフりのミスがとても多く苦手意識が強いクラブでした。
ダフりのミスが多かった理由は、クラブの最下点が右にあったため、失敗した場合にはダフりに繋がり、ダフってフェースが閉じて引っかけに繋がっていたというのが原因でした。
前回のレッスンのおかげで私自身、FWの苦手意識もなくなりだいぶ調子が良くなりました。

そしてまた新たな課題が見つかりました。
新たな課題は『ラフからのFWで苦戦をしてしまう』ことです。
それを今回も橋本コーチに改善レッスンをしていただきたいと思います。

動画にて実際のレッスン内容が確認できますのでぜひご覧ください。

私自身ラフから気持ちの良いショットを打つことがとても苦手です。
打ち込みが強く芝が絡んで左へ引っ掛けるようなダフりのミスやダフった後に怖がり浅いトップ気味の球が多くなることがあります。
今回はこのミスが少なくなるようにレッスンをしていただきます。

橋本コーチ解説

ラフからのFWのショットの場合、ボールのライがとても大切です。
ラフにボールが乗っている事でなかなか根本までボールが落ちている場合が少ないです。
ボールが浮いているような感じで潜っていることがほとんどです。
FWのフェースはボールよりも薄いので、ボールに対しての入射角が安定しないと上手く飛びません。
そこで入射角を安定させることができるドリルを実践していただきましょう。

練習場であればどこでも実践が可能なドリルをご紹介します。
ドライバーのティーにボールを置きそれをFWで打つようにしてください。
FWはフェースが薄いので慣れていないと、打ち込みすぎやすくいすぎが多くなってしまいます。
少し打ち込むような意識で打つように意識してください。

実践

まずは軽くティーを打つ練習でティーの頭だけを払うような意識で行います。
ここでの身体の動かし方は前回の動画同様、しっかりと左側に体重を乗せるということです。
ティー打ちになれたら実際にボールを置き実践してみてください。

入射角を安定させるポイントとしては右腕を伸ばすタイミングが早いと入射角が安定しません。

インパクトの時はまだ腕が少し曲がった状態で迎えるのが理想です。
腕の伸ばしが早いと小林トレーナーの気にしているダフりも出ますし、ボールの下を潜ってしまうようなことも出てきます。

このようにドライバーのティアップの高さで薄いウッドやユーティリティで打つ練習をしていただいて、水平に近い入射角でスイングできるようになるとラフからのショットはとても安定します。

まとめ

今回はラフからのFWの打ち方を教えていただきました。
水平に近いスイングでボールを捕らえることによってスムーズに抜けるのでダフりやトップのミスが少なくなります。
同じようなラフからのショットの悩みをお持ちの方は、まずはティーアップして苦手なクラブで打つ練習をしてみてください。

FWでのラフ攻略を目指す方に!

トータルゴルフフィットネスでは、ゴルファーの願いを最短で叶えるために、トレーナーとコーチが連携してカラダのチェック・スイングのチェックを行います。
『カラダの問題点』『ゴルフスイングの問題点』を明確にし、効率的なゴルフスイングを身につけるための提案を行います。
ゴルフレッスンだけではなかなか修正が難しかったフィジカル面の課題もゴルフ専門のトレーナーがしっかりと見極めて改善へ導きます。



小林 和仁
トータルゴルフフィットネス所属パーソナルトレーナー
トレーナー長年、日本スキー界の第一人者として活躍する一方、オフシーズンのトレーニングの一貫として、ゴルフ歴も30年以上。スキーにおける卓越した体重移動のテクニックをグルフスイングにおける体重移動に応用するとともに、体幹部の動き、捻りの動作等、「柔軟でスマートな動き」をプロ・アマ問わず多くのゴルファーに指導。
ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。
小林 和仁
小林 和仁

長年、日本スキー界の第一人者として活躍する一方、オフシーズンのトレーニングの一貫として、ゴルフ歴も30年以上。スキーにおける卓越した体重移動テクニックをゴルフスイングにおける体重移動に応用するとともに、体幹部の動き、ひねりの動作等、「柔軟でスマートな身体の動き」をプロ・アマ問わず多くのゴルファーに指導。

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