スタッフコラム「ゴルフボディを作る」

第567回 飛距離アップのための10分間トレーニング 〜Vol.2〜

トータルゴルフフィットネス トレーナーの小宮です。
今回の内容は、前回大好評だった『 飛距離アップのための10分間トレーニング 』をリメイクした第2弾としてお届けします。

今回のトレーニングでもゴルファーの永遠のテーマである飛距離アップのためのトレーニングをご紹介させて頂きます。

飛距離アップのためになぜトレーニングが必要だと皆様は考えますか。
このような問いかけを受けた際に私たちは『車のレース』の例えでよく解説をします。

車のレースに勝つためには『良い車体』『良いエンジン』『良いドライバー』の3つを揃えることが大事です。
この3つは身体で言うと『車体=身体』『エンジン=筋力』『ドライバー=スキル』となります。
良い車体に乗っていてもエンジンとドライバーが悪ければいいレースをすることが出来ません。
良いドライバーが乗っていても良い車体と良いエンジンがなければドライバーのスキルを存分に発揮することが出来ません。
これはゴルフにおいても同じです。
ゴルフクラブを操るスキルが高くても良い身体がなければ数多くのラウンド数をこなせず怪我へのリスクが高まります。
筋力が劣っていたら現状のスキル以上のパフォーマンスを発揮することはできないのです。
この3つの要素のどれか1つでも欠けていると良いパフォーマンスを出すことはとても難しいのです。

最短での飛距離アップを目指してゴルフトレーニングを実践していきましょう。
動画内にてトレーニング内容を詳しく説明していますので併せてご覧ください。

目次

  1. エクササイズ紹介 〜ウォーミングアップ〜
    1.1 ダウンドッグ
    1.2 ワールドグレイテストストレッチ
  2. エクササイズ紹介 〜コアトレーニング〜
    2.1 サポートレッグレイズ
    2.2 シェル
    2.3 ツイストプランクリフト
  3. エクササイズ紹介 〜ストレングストレーニング〜
    3.1 スプリットローテーション
    3.2 バックランジオルタネイト
    3.3 サイドスクワットオルタネイト
    3.4 スプリットチョップスラム
  4. まとめ
  5. 1ヤードでも多く飛距離を伸ばすために!

エクササイズ紹介 〜ウォーミングアップ〜

ダウンドッグ

  1. 腕立て伏せの姿勢になります
  2. 顎を上げながら全身を反らします
  3. お尻を持ち上げながら踵を床につけ身体を曲げます
  4. 繰り返し行います
ポイント
・各動作大きく動かします

ワールドグレイテストストレッチ

  1. 右足を前にして前後に足を開きます
  2. 右足の真横に左手を突きます
  3. 右肘を床につけるように身体を下げます
  4. 右手を天井方向に伸ばします
  5. 3と4の動きを繰り返します
  6. 反対側も同様に行います
ポイント
・各動作大きく動かします

エクササイズ紹介 〜コアトレーニング〜

サポートレッグレイズ

  1. 仰向けになり左足を抱き抱えます
  2. 右足を真上に伸ばします
  3. ゆっくりと右足を地面ギリギリまで降ろします
  4. 繰り返し行います
  5. 反対側も同様に行います
ポイント
・伸ばしている足の膝が真柄にように行います

シェル

  1. 左側を下に横向きに寝て両膝を曲げます
  2. 右膝を大きく開きます
  3. 反対側も同様に行います
ポイント
・骨盤が開かないように行います

ツイストプランクリフト

  1. うつ伏せになり両肩の真下に両肘をつきます
  2. 両つま先を右側に向け身体を持ち上げます
  3. 右の脇腹を縮めるようにより身体を持ち上げます
  4. 反対側も行います
ポイント
・肩がすくまないように行います

エクササイズ紹介 〜ストレングストレーニング〜

スプリットローテーション

  1. アドレスの姿勢から左足を一歩引き両手を胸の前でクロスさせます
  2. 身体を右側に捻ります
  3. 反対側も同様に行います
ポイント
・骨盤が一緒に回らないように行います

バックランジオルタネイト

  1. 立位になります
  2. 右足を一歩下げ上体を倒します
  3. 左足を一歩下げ上体を倒します
  4. 左右交互に行います
ポイント
・膝が左右にブレないように行います

サイドスクワットオルタネイト

  1. つま先を正面に向け足幅を広くします
  2. 右側に体重をかけながら上体を倒します
  3. 左側に体重をかけながら上体を倒します
  4. 左右交互に行います
ポイント
・両膝が左右に流れないように行います

スプリットチョップスラム

  1. 立位の姿勢から左足を一歩引きます
  2. 両手を合わせ左上に手を上げます
  3. 右下に素早く振り下ろしながらしゃがみます
  4. 反対側も同様に行います
ポイント
・素早い動作で全力で行います

まとめ

今回は『飛距離アップのためのゴルフトレーニング』をご紹介させて頂きました。
飛距離は1ヤードでも遠くに飛ばせることにデメリットはありません。
何歳からでも飛距離アップを目指すことが出来ます。
飛距離が足りないと諦めていた方、諦めかけていた方はこの機会にぜひゴルフトレーニングを行い飛距離アップを目指していきましょう。

1ヤードでも多く飛距離を伸ばすために!

トータルゴルフフィットネスでは、ゴルファーの願いを最短で叶えるために、トレーナーとコーチが連携してカラダのチェック・スイングのチェックを行います。
『カラダの問題点』『ゴルフスイングの問題点』を明確にし、効率的なゴルフスイングを身につけるための提案を行います。
ゴルフレッスンだけではなかなか修正が難しかったフィジカル面の課題もゴルフ専門のトレーナーがしっかりと見極めて改善へ導きます。



小宮 諒
トータルゴルフフィットネス所属パーソナルトレーナー
東京スポーツ・レクリエーション専門学校卒業。
在学時に地域密着型スポーツクラブを選択し、ジュニアから高齢者、アスリートなど幅広いお客様の評価、トレーニング指導を経験し様々な痛みやパフォーマンスアップを担当。
その人に合ったトレーニングを提供することによりゴルフの結果だけでなくトレーニングの楽しさや素晴らしさ、変化などを実感してもらえることをテーマにしている。
ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。
小宮 諒
小宮 諒

東京スポーツ・レクリエーション専門学校卒業。在学中に地域密着型スポーツクラブを選択し、ジュニアから高齢者、アスリートなど幅広いお客様の評価、トレーニング指導を経験し様々な痛みやパフォーマンスアップを担当。その人にあったトレーニングを提供することによりゴルフの結果だけではなくトレーニングの楽しさや素晴らしさ、変化などを実感してもらえることをテーマにしている。

の記事