スタッフコラム「ゴルフボディを作る」

第501回 ゴルフスイングの起き上がりを防ぐ!骨盤ローテーションについて解説します

今回は「骨盤のローテーション」について詳しく解説をさせて頂きたいと思います。

以前、起き上がりについて解説をした際に、「骨盤のローテーションについて、もっと解説をして欲しい」と、たくさんのコメントをいただいたので、起き上がりの復習もしながら解説をさせて頂きます。

起き上がりについて

起き上がってしまう原因の一つとして、バックスイングからダウンスイングに移行する際に足で地面を一気に力強く踏むと身体が起き上がってしまう動きに繋がります。
これの改善策として骨盤を回旋しながら使うことが起き上がりの改善に繋がるとご説明させて頂きました。
今回はこの骨盤のローテーションについて解説をさせて頂きます。

起き上がりの内容をまだ確認していない方はこちらからご確認ください。

骨盤ローテーションについてはこちらで解説をしています。

起き上がりを防ぐために

骨盤ローテーションとは

骨盤ローテーションとは股関節を回旋させるという意味ですが、骨盤をイメージした方がわかりやすいと思います。
バックスイングを取った際に、床を押す(股関節を伸ばす)動きが、早くに入りすぎてしまうと結果として起き上がりに繋がってしまいます。

早く押すのではなく回旋をさせる事がとても重要です。
まずは骨盤ローテーションの動きができるかのチェックを行います。
骨盤の動きはUの字で動かすことをイメーシしてください。

  1. アドレス姿勢をとります
  2. 右と左に骨盤を動かします
  3. 左右に動かす際に少し沈む感じをイメージして動かします

この動きを理解していてもできない方は、この後ご紹介する改善エクササイズを実践してみてください。

改善エクササイズ1

股関節ひねりエクササイズ
  1. 踵とお尻を離して仰向けになります。
  2. 少し足を開き、股関節から左右に足を捻ります。
  3. 左右10回行います。
ポイント
・膝で動きをコントロールせず、股関節で動きをコントロールします。

改善エクササイズ2

下半身ツイストエクササイズ
  1. 足を揃えて立ち、手を肩の横まで開きます。
  2. 骨盤を左右に捻ります。
  3. 20往復行います。
ポイント
・上半身が動かないように意識します。

改善エクササイズ3

骨盤回旋エクササイズ
  1. アドレス姿勢になります。
  2. 手を肩の高さで広げます。
  3. 骨盤を左右に捻ります。
  4. 10往復行います。
ポイント
・上半身が動かないように意識します。

まとめ

起き上がりを防ぐためには、骨盤をローテーションさせることがとても重要になります。
骨盤ローテーションの仕方をマスターして、起き上がらないゴルフボディ目指しましょう。

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