スタッフコラム「ゴルフボディを作る」

第508回 ゴルフが変わる!シニアでもできるバランストレーニング

トータルゴルフフィットネス、トレーナーの小林です。
100歳でもゴルフ応援プロジェクト、今回のテーマは前回に続き『バランス力』について解説をさせて頂きます。

前回はバランス力の中の「静的バランス」についてご紹介をさせて頂きました。
静的バランスとは、座ったり立っている姿勢を崩さずに保つ能力のことを言い、ゴルフの動きに例えると、アドレスの姿勢を保つことや、フィニッシュをバランスよく保つ場面に使われる能力です。
今回はバランス能力の中でも『動的バランス』についてご紹介をさせて頂きます。

動画にて動的バランスについて説明をしていますので併せてご覧ください。

動的バランスとは

動的バランスとは、動きの中でバランスを保つ能力のことを言い、ゴルフ中ではスイングの一連の動作の中で常に必要とされる能力になります。
風の強い日や傾斜からのショットではさらにバランス能力が必要になります。
様々な条件の中で必要とされるバランス能力なので、しっかりと高めておくことが重要です。

それでは動的バランス能力を高めるエクササイズのご紹介をさせて頂きます。

エクササイズ紹介

1Lバランス ヒップモビリティ

1つ目のエクササイズは片脚でバランスをとりながら前後の動きを行っていきます。
  1. 片足立ちになります
  2. 軸足にしっかりと体重を乗せたまま、身体を前に倒します
  3. 最初の姿勢に戻ります
  4. 左右10回行ってください
ポイント
・骨盤が開かないように注意して実施します

1Lバランス ヒップローテーション

2つ目のエクササイズは片脚でバランスをとりながら回旋の動きを行っていきます
  1. 片脚立ちになります
  2. 軸足の股関節を中心に左右に身体を捻ります
  3. 左右10回行います
ポイント
・上半身の動きではなく股関節の動きを意識します

バードドッグ

3つ目のエクササイズは全身を連動させて行っていきます。
  1. 四つ這いになります
  2. 対角線上の手足を伸ばします
  3. 左右10回行います
ポイント
・バランスを取るのが難しい場合、連続で行うのではなく1度手足を床に戻して行います

まとめ

今回は『動的バランス』のエクササイズをご紹介しました。
スイング中にバランスが取りづらいと思われている方やフィニッシュでよろけてしまう方には特に有効なエクササイズになります。
片脚にしっかりと体重を乗せることに身体を慣らせて、傾斜地など条件が悪いシーンでも対応できるゴルフボディ作りを行いましょう。

バランス力が落ちたなと感じる前に!

トータルゴルフフィットネスでは、ゴルファーの願いを最短で叶えるために、トレーナーとコーチが連携してカラダのチェック・スイングのチェックを行います。
『カラダの問題点』『ゴルフスイングの問題点』を明確にし、効率的なゴルフスイングを身につけるための提案を行います。
ゴルフレッスンだけではなかなか修正が難しかったフィジカル面の課題もゴルフ専門のトレーナーがしっかりと見極めて改善へ導きます。



小林 和仁
トータルゴルフフィットネス所属パーソナルトレーナー
トレーナー長年、日本スキー界の第一人者として活躍する一方、オフシーズンのトレーニングの一貫として、ゴルフ歴も30年以上。スキーにおける卓越した体重移動のテクニックをグルフスイングにおける体重移動に応用するとともに、体幹部の動き、捻りの動作等、「柔軟でスマートな動き」をプロ・アマ問わず多くのゴルファーに指導。
ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。
小林 和仁
小林 和仁

長年、日本スキー界の第一人者として活躍する一方、オフシーズンのトレーニングの一貫として、ゴルフ歴も30年以上。スキーにおける卓越した体重移動テクニックをゴルフスイングにおける体重移動に応用するとともに、体幹部の動き、ひねりの動作等、「柔軟でスマートな身体の動き」をプロ・アマ問わず多くのゴルファーに指導。

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