スタッフコラム「ゴルフボディを作る」

第16回 ゴルフのための正しい姿勢の作り方 〜初級編〜

今回は、ゴルフに大切な正しい姿勢についてお話ししたいと思います。

皆さんは、自分の立ち姿勢や座っている姿勢を意識したことはありますか？

全ての始まりである、この立ち姿勢や座り姿勢を意識することがゴルフの上達への一番の近道かもしれません。

日頃から気にしなければならないと思っていても、なかなかどこを気にしたら良いか分からない方、また分かっていても直せない方もいると思います。

まずは、ご自分の姿勢がどういったものかをしっかりと観察して下さい。

ゴルフでは回転方向が同じなので、左右のバランスが崩れていることが多いのですが、そのバランスを直すことが怪我予防やパフォーマンス向上に直接繋がります。

それでは、姿勢改善の導入編です。ぜひ、やってみてください！

	1. 羽ばたき運動 手が前では肩甲骨をしっかり外側に引き出し骨盤を後ろに動かし、手が後ろでは肩甲骨をしっかり内側に引き寄せ骨盤を前に動かしながらゆっくりとした動作でスムーズに続けます。8回2セット。
	2. サイドアーチ 手が左にある時は右の骨盤をしっかりと椅子につけた状態で左の肋骨を広げる意識で行います。逆に、手が右にある時は左の骨盤をしっかりと椅子につけた状態で右の肋骨を広げます。8回2セット。
	3. ツイスト 頭のてっぺんから少し後のつむじ付近から上に引っ張られている感覚で背筋をしっかりと伸ばし、回旋すると同時に頭も回転方向の後を見るようにします。8回2セット。
	4. ローリング 羽ばたき運動、サイドアーチ、ツイストの全てを組み合わせて、時計回りと、反時計回りに骨盤の位置を意識しながらゆっくりと頭をなるべく動かさないように行います。8回2セット。
	5. へそ見クランチ マットなどに仰向けに寝て、まずは腰の位置の背中をしっかりとマットに押し付けて空間をなくした状態から、頭を両手で支えて、自分のおへそが見える程度まで上がる、下がるときは特にゆっくりした動作で行います。20回。
	6. リバースクランチ マットなどに仰向けに寝て、まずは腰の位置の背中をしっかりとマットに押し付けて空間をなくした状態からお腹の下腹と呼ばれる辺りをしっかりと意識して脚の上げ下げを続けながら背中がマットから浮いてこないように気をつけます。20回。