スタッフコラム「ゴルフボディを作る」

第271回 スイング再現性と飛距離アップのための体幹ボディーリハーサル Ⅳ

体幹トレーニングのスペシャリスト小林和仁です。

最終回は体幹「捻る」
1. スイング中のイメージ 2. ストレッチ 3. エクササイズ
を紹介します。

*体幹とは両腕、両脚と頭を除いた部分と理解してください。
*動画を参考にしてください

1. スイングイメージ

体幹を捻る動きはスイングのポイントになります。
アドレスから体幹を捻ることでテークバックが始まります。トップの場面からダウンスイングにかけて更に捻り動作が強くなっていきます。 捻りがマックスになるまでは体幹と下半身が分離して動くことが理想ですね。

2. ストレッチ

捻りのストレッチ Ⅰ

膝を抱え込んだ横向きの姿勢から上半身を捻ります。

捻りのストレッチ Ⅱ

ストレッチバーを使って上半身を捻ります。ポイントは下半身を安定させること。ドライバーなどのゴルフクラブを使用してもOKです。

3. エクササイズ

捻りのエクササイズ Ⅰ

膝をわずかに曲げ、上半身を後ろに倒した姿勢から体幹を左右に捻ります。慣れてきたら足を持ち上げてやってみましょう。

捻りのエクササイズ Ⅱ

下半身と体幹の捻りが強くなると体幹が骨盤に同調していく感覚を覚えましょう。

4週にわたり紹介しました体幹ボディーリハーサルはいかがでしたか!

体幹3つの動きをスイングにリンクさせ飛距離アップと再現性を目指してください。

ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。
小林 和仁
小林 和仁

長年、日本スキー界の第一人者として活躍する一方、オフシーズンのトレーニングの一貫として、ゴルフ歴も30年以上。スキーにおける卓越した体重移動テクニックをゴルフスイングにおける体重移動に応用するとともに、体幹部の動き、ひねりの動作等、「柔軟でスマートな身体の動き」をプロ・アマ問わず多くのゴルファーに指導。

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