スタッフコラム「ゴルフボディを作る」

動画では「私がどうやって40kg痩せたか」などより詳しく解説していますので合わせてご覧ください。

ダイエットは、なかなかしようと思っても苦戦する方が多いと思います。
しかし、ゴルファーにはダイエットをすることでたくさんの恩恵が受けられます。まずはゴルファーがダイエットするメリットを３つお伝えします。

① 体力がつく

体重が重いということはそれだけ体を動かす際にエネルギーが必要になります。特にゴルフのような長時間プレーする競技では、そのエネルギー消費が蓄積し疲労に繋がります。体重を落とした分だけエネルギー消費が抑えられ、体重が重いときよりも相対的に体力が持つようになります。

② 捻転力アップ

お腹周りに脂肪がついていると物理的にお腹が使いづらくなります。また、体重が落ちた分だけ同じエネルギーで体を動かすとキレが生まれます。筋肉を残したままダイエットをすることにより、捻転力は上がっていきやすくなります。

③ 怪我の予防

体重が増えると姿勢が変化し、腰や膝への負担が増えます。そのような負担が多い状態でスイングを続けるとさらに怪我のリスクが高まります。すでに腰痛、膝痛などお悩みの方も是非ダイエットをご検討ください。

このようにダイエットには多くのメリットがあります。

では、ここからは実際に今日からできることをお伝えしていきます。

1. 食事の管理

ダイエットには食事の管理は必須です。やみくもに食事制限をするのではなく、アプリなどを活用して、ご自身の摂取カロリーを把握することから始めましょう。自分がどのくらい食べたら太るのか、痩せるのか、理解することでダイエットの成功率は高まります。

2. 筋トレ

筋トレもダイエットにはとても有効です。特に大きな筋肉を鍛えましょう。大きな筋肉を鍛えることで成長ホルモンが分泌し、ダイエットの効率を上げてくれます。
具体的には胸、背中、脚など大きい筋肉になります。
ジムに通われている方はマシンを使ってしっかり負荷をかけましょう。ご自宅で行う場合は、スクワットや腕立て伏せなどシンプルなエクササイズでいいので、しっかりと筋肉に負荷がかかっていることを確認しながら行いましょう。

3. 有酸素運動

最後は有酸素運動です。ウォーキングやランニング、バイクなどどんな種類でもかまいません。ゴルファーはラウンドの頻度を増やすことも有酸素運動につながります。
有酸素運動には脂肪燃焼効果があるので是非やっていただきたいです。さらにゴルフは歩く機会も多く、有酸素能力もとても重要になっていくため、ゴルファーがダイエットをする場合は有酸素運動もしっかり入れていきましょう。まずは無理のない範囲で20分―30分有酸素運動を行っていきましょう。

ダイエットは長距離走のようなもので、いきなり結果が出るわけではありません。しっかり計画を立てペース配分をしながら安全に行っていきましょう。極端な食事制限やトレーニングを伴うダイエットはかえってダイエットの効率を悪くしたり、ゴルファーに得られるメリットが限られてきます。無理なく行うために１ヶ月に落とす体重の量は、体重の5%以内に設定しましょう。

今回はダイエットについて解説していきました。
ダイエットはいきなり頑張るのではなく、コツコツとハードルを下げながら行うのがポイントです。体重を落としてゴルフのスコアとゴルフ寿命を伸ばしていきましょう。

動画では実際のダイエットの経験や今回ご紹介した内容をより詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。