スタッフコラム「ゴルフボディを作る」

第519回 飛ばしの秘訣!?簡単上半身トレーニング

トータルゴルフフィットネス、トレーナーの小林です。
100歳でもゴルフ応援プロジェクト 今回のテーマは「上半身筋力」です。

上半身の筋力がゴルフには必要ないとたまに聞きますが、実はそんなことはありません。
特に肩周りの筋肉はボールを飛ばしたり、ショットを安定させる際にとても重要になります。

動画にて上半身のトレーニングを視聴することができます。

エクササイズ紹介

スキャプラスライド

1種目目は「スキャプラスライド」です。
肩周りと肩甲骨のウォーミングアップを行っていきます。

  1. 立位になりクラブを両手で持ち頭の上に手を伸ばします
  2. クラブを頭の後ろにくるように手を下げます
  3. 10回行います
ポイント
・腰が反らないように行います
・手幅を広く持つとスムーズに行えます
・アドレス姿勢でも同じ動きを実践しましょう

セラタスプッシュアップ

2種目目は「セラタスプッシュアップ」です。
前鋸筋を鍛えていきます。
腕のアングルをキープするときにも使われるため飛距離アップにも必要な筋肉です。

  1. うつ伏せになり、肘と膝をつき身体を浮かせます
  2. 上半身を床に近づける動きと遠ざける動きを繰り返します
  3. 10回2~3セット行います
ポイント
・身体を下げるときに肩甲骨を寄せる、上げるときに肩甲骨を離すように行います
・腰が反らないように常にお腹に力を入れたまま行います

キャメルプッシュアップ

3種目目は「キャメルプッシュアップ」です。
腕の曲げ伸ばしの動きを使った動きになるのでスイング時の腕のパワーに繋がる種目です。

  1. うつ伏せになり、肘と膝をつき身体を浮かせます
  2. 片手ずつ手をつき肘を伸ばします
  3. 10回行います
ポイント
・動作中に腰が反らないように行います

まとめ

今回紹介させて頂いたのは上半身のトレーニングです。
肩周りや肩甲骨周辺の筋肉を鍛えるエクササイズをご紹介しました。
上半身の筋肉はゴルフにおいて最後にボールに力を伝える部分になります。
上半身の筋肉が弱いと、下半身や体幹で作られた力をうまくボールに伝え切ることができないので、しっかりとトレーニングを行いましょう。

少しでも飛距離を伸ばしたい方はこちら

トータルゴルフフィットネスでは、ゴルファーの願いを最短で叶えるために、トレーナーとコーチが連携してカラダのチェック・スイングのチェックを行います。
『カラダの問題点』『ゴルフスイングの問題点』を明確にし、効率的なゴルフスイングを身につけるための提案を行います。
ゴルフレッスンだけではなかなか修正が難しかったフィジカル面の課題もゴルフ専門のトレーナーがしっかりと見極めて改善へ導きます。



小林 和仁
トータルゴルフフィットネス所属パーソナルトレーナー
トレーナー長年、日本スキー界の第一人者として活躍する一方、オフシーズンのトレーニングの一貫として、ゴルフ歴も30年以上。スキーにおける卓越した体重移動のテクニックをグルフスイングにおける体重移動に応用するとともに、体幹部の動き、捻りの動作等、「柔軟でスマートな動き」をプロ・アマ問わず多くのゴルファーに指導。
ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。
小林 和仁
小林 和仁

長年、日本スキー界の第一人者として活躍する一方、オフシーズンのトレーニングの一貫として、ゴルフ歴も30年以上。スキーにおける卓越した体重移動テクニックをゴルフスイングにおける体重移動に応用するとともに、体幹部の動き、ひねりの動作等、「柔軟でスマートな身体の動き」をプロ・アマ問わず多くのゴルファーに指導。

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