スタッフコラム「ゴルフボディを作る」

第557回 股関節ストレッチで軸ブレを防ぐ!

トータルゴルフフィットネス トレーナーの小林です。
今回は左右のブレを改善するための股関節エクササイズをご紹介します。

スウェイスライドと呼ばれるスイングの左右へのブレのエラーは数多くのアマチュアゴルダーの悩みでもあると思われます。
これらのスイングエラーは身体機能問題がとても大きく関係しています。
股関節内旋の可動域不足中臀筋の機能低下が原因として起こっていることが大半を占めています。
そこで今回はご自宅でも出来る横方向への軸ブレを防ぐトレーニングをご紹介させていただきます。
スウェイやスライドの悩みがなかなか解決しないかたは今回ご紹介するものを試してみてください。

動画でも改善方法を解説していますので併せてご覧ください。

エクササイズ紹介

股関節リリース

  1. ポールの上に股関節の側面を当て横向きになります
  2. 身体を上下に動かします
  3. 身体を前側に倒したら後側に開いたりしながら行います
  4. 1ヶ所10往復行います
ポイント
・股関節の付け根から膝上までにかけて転がします

股関節内旋ストレッチ

  1. 足を伸ばし長座の姿勢になります
  2. 両つま先を左右に倒します
  3. 左右10回行います
ポイント
・股関節の付け根を大きく動かします

ヒップワイパーストレッチ

  1. 長座の姿勢から両膝を立て90度にします
  2. 両膝を左右に倒します
  3. 左右10回行います
ポイント
・股関節の付け根を大きく動かします

サイドブリッジ

  1. 右肘をつき横向きの姿勢になります
  2. 右膝は曲げ左足は伸ばします
  3. 右肘と右膝で身体を支えながらお尻を浮かします
  4. 反対側も同様に行います
ポイント
・頭から膝までが常に一直線になるように動作を行います

4pt ヒップローテーション

  1. 四つ這いになり左足を一直線に伸ばします
  2. 右足の股関節が内旋するように左足を内側に倒します
  3. 右の股関節が外旋するように左足を外側に開きます
  4. 反対側も同様に行います
ポイント
・上体が左右に動き過ぎてしまわないように行います

まとめ

今回ご紹介させていただいたエクササイズはスイングでの左右ブレを防ぐためのトレーニングです。
股関節の内旋可動域を獲得することと、臀筋を鍛え横方向への制動力をつけることが今回のテーマとなっています。
股関節の動きは軸ブレのエラー以外でも多くのスイングエラーを生み出すので股関節の柔軟性、筋力アップは常に心がけてゴルフのためのトレーニングを行なっていきましょう。

スムーズな股関節の動きを手に入れるために

トータルゴルフフィットネスでは、ゴルファーの願いを最短で叶えるために、トレーナーとコーチが連携してカラダのチェック・スイングのチェックを行います。
『カラダの問題点』『ゴルフスイングの問題点』を明確にし、効率的なゴルフスイングを身につけるための提案を行います。
ゴルフレッスンだけではなかなか修正が難しかったフィジカル面の課題もゴルフ専門のトレーナーがしっかりと見極めて改善へ導きます。



小林 和仁
トータルゴルフフィットネス所属パーソナルトレーナー
トレーナー長年、日本スキー界の第一人者として活躍する一方、オフシーズンのトレーニングの一貫として、ゴルフ歴も30年以上。スキーにおける卓越した体重移動のテクニックをグルフスイングにおける体重移動に応用するとともに、体幹部の動き、捻りの動作等、「柔軟でスマートな動き」をプロ・アマ問わず多くのゴルファーに指導。
ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。
小林 和仁
小林 和仁

長年、日本スキー界の第一人者として活躍する一方、オフシーズンのトレーニングの一貫として、ゴルフ歴も30年以上。スキーにおける卓越した体重移動テクニックをゴルフスイングにおける体重移動に応用するとともに、体幹部の動き、ひねりの動作等、「柔軟でスマートな身体の動き」をプロ・アマ問わず多くのゴルファーに指導。

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