スタッフコラム「ゴルフボディを作る」

第455回 アウトサイドインの人はこの動きができていない!

今回はアウトサイドインについて解説します。

アウトサイドインにならないためには、「スイングパターンをカラダに学習させる」ことが重要です!
カラダが突っ込んでいしまっているとクラブの動きを直しても違うミスに繋がります。

「アウトサイドインはわかってるけど直し方がわからない」 「インサイドアウトにしたいけどできない」 「クラブを下からおろすことだけを考えている」 そんな悩みを抱えているゴルファーはぜひご覧ください!

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アウトサイドイン軌道とは、外側からヘッドが入りインパクト後に内側へ抜けていく軌道のことです。
アウトサイドイン軌道ではボールに右回転がかかりスライスしやすくなります。アマチュアゴルファーではよく見られるスイング軌道です。

今回はカラダの視点からアウトサイドイン軌道の原因を探りたいと思います。
ゴルフスイングでは胸郭の動かし方がとても重要になります。スイングのイメージは捻りが強く、捻りを意識されている方はとても多いと思います。
しかし、ゴルフスイングにはもう一つ、身体を横に倒す側屈という動きが必要になります。

バックスイングでは右への捻り(回旋)と左側屈、ダウンスイングでは左回旋と右側屈の動きが入ります。
この回旋動作と側屈動作が上手く入らないとダウンスイングで右肩が突っ込みアウトサイドイン軌道になってしまいます。
いきなりクラブで側屈の動作を意識するのではなく、身体で動作を学習させてからスイングに繋げていきましょう。

エクササイズ

ここからは胸郭の動きを覚えるエクササイズをご紹介します。

胸郭の回旋のエクササイズ
  1. 片膝立ちになり、胸の前でバーを持ちます
  2. 頭を固定したまま体を捻っていきます
  3. 5回繰り返します
ポイント

腕だけで回さないようしましょう
肩がすくまないように注意しましょう

胸郭の側屈のエクササイズ
  1. 片膝立ちになり、バー持ち手を上げます
  2. 体を横に倒します
  3. 5回繰り返します
ポイント

お尻が横に出ないように気を付けましょう

胸郭の回旋+側屈のエクササイズ
  1. アドレス姿勢で足を前後に開きます
  2. 側屈+回旋の動きをいれて体を捻っていきます
  3. 5回繰り返します
ポイント

頭が一緒にならないように頭を残して行いましょう

ゴルフは技術だけでなく、胸郭の柔軟性も必要になります。まずは理想のスイングをするために体を動かせる状態にしていきましょう。
今回ご紹介したエクササイズで体の動きを覚え、アウトサイドイン軌道を修正していきましょう。

動画でもエクササイズをご覧になって是非実践してみてください。

ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。

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