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STAFF COLUMN

【新常識】ゴルフの体幹トレで「体を回す」はNG!?50代から飛距離が蘇る『止める力』とは

ゴルファーの皆様、こんにちは。 「最近、昔のような飛距離が出なくなった」「スイング中に体が起き上がっている(伸び上がっている)と指摘される」「ラウンドの後半になると腰が痛む」……年齢を重ねるにつれ、このようなお悩みを抱える方は非常に多くいらっしゃいます。

ゴルフは「体を回す」スポーツだと認識されがちですが、実は体を回すことと同じくらい、いや、それ以上に重要な能力があるのをご存知でしょうか? それは、「体を反らせない能力」と「体を止める(回転させない)能力」です。

アドレスやインパクトの瞬間に腰が反ってしまうと、いわゆる「起き上がり(アーリーエクステンション)」の原因となり、手元の位置が浮いてミート率が著しく低下します。また、無理な反り腰は慢性的な腰痛の引き金にもなります。 さらに、「体を止める」能力が不足していると、体を回しすぎてバランスを崩し、オーバースイングを招いてしまいます。自身の体をコントロールできる位置でピタッと「止める」アンチローテーション(抗回旋)の力が、ダウンスイングの再現性を高め、ブレないスイング軸を作り出すのです。

今回は、年齢による身体の変化に負けず、安定した力強いスイングを手に入れるための「体を反らせない」「体を止める」2つの体幹トレーニングをご紹介します。

体幹トレーニングは、ただ回数をこなすことよりも「正しいフォーム」で筋肉に適切な刺激を入れることが何より重要です。間違った姿勢で行うと、かえって腰を痛める原因にもなります。 文字だけでは伝わりにくい細かなニュアンスや、正しいフォームの確認は、ぜひ下記の動画を見ながら一緒に実践してみてください!

▼正しいフォームの確認はこちらの動画から!

エクササイズ紹介

カラダを反らせない能力を高めるトレーニング(デッドバグ)

■ 目的(効果) スイング中の「起き上がり(伸び上がり)」を防止し、前傾姿勢をキープする力を養います。同時に、腰が反るのを防ぐため腰痛予防にも絶大な効果を発揮します。

■ 手順

  1. 床にマットなどを敷き、仰向けの姿勢になります。

  2. 両手を「前ならえ」の状態で真っ直ぐ天井に向け、両足を浮かせます。(頭からお尻まで、背骨全体が床にピッタリとついている状態を作ります)

  3. 腰が床から浮かないようにお腹に力を入れたまま、右足をゆっくりと前方に伸ばして下ろします。

  4. ゆっくりと元の位置に戻し、次は左足も同様に行います。これを交互に繰り返します。

■ ポイント

  • 絶対に腰を反らさない(浮かせない)ことが最大のポイントです。足を下ろす際に膝の位置が下がると腰が浮きやすくなるので注意してください。

  • 【レベル調整】

    • 足を下ろすのがきつい方、足が重くて震えてしまう方は、膝を曲げたままカカトを地面にタッチする動きから始めましょう。

    • さらにきつい方は、右手で左膝を押さえて固定したまま、右足だけを動かす方法からスタートしてください。

    • 逆に物足りない方は、右足を伸ばすのと同時に左手をバンザイするように伸ばす「手足の対角動作」を取り入れると、さらに強力な体幹のコントロール力が身につきます。

カラダを止める能力をつけるトレーニング(アンチローテーション・プランク)

■ 目的(効果) 体が過剰に回りすぎるオーバースイングを防ぎます。体が勝手に回ろうとする力に抵抗し、スイング中のブレをなくすことで、インパクトの安定性と飛距離アップに繋がります。

■ 手順

  1. うつ伏せの状態から、両肘とつま先で体を支える「プランク」の姿勢を取ります。(頭からお尻までが一直線になるようにします)

  2. 足幅を肩幅より少し広めに開いて安定させます。

  3. 体の軸を保ったまま、片手をゆっくりと遠くに伸ばし、元の位置に戻します。これを左右交互に繰り返します。

■ ポイント

  • 手を浮かせた瞬間に、上半身やお尻が左右にブレたり、傾いたりしないように耐えることが重要です。

  • 【レベル調整】

    • きつい方は、つま先ではなく「膝立ち」の状態で行いましょう。

    • 余裕がある方は、腕立て伏せの姿勢からスタートし、右手で左肩をタッチ、左手で右肩をタッチする動きに挑戦してみてください。足幅を狭くするほど、難易度が上がり効果が高まります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。 「反らせない」「止める」というゴルフの裏の必須能力を鍛えることで、スイングの安定感は見違えるほど変わります。 まずは各種目「10回×3セット」を目標に、ご自宅でコツコツと始めてみてください。負荷に慣れてきたら、最終的には「20回×3セット」こなせるようになることを目指しましょう。継続は必ず、コースでのナイスショットとして返ってきます。

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齋藤 晃成

トータルゴルフフィットネス所属パーソナルトレーナー
東京スポーツ・レクリエーション専門学校卒業。
在学中は、解剖学・運動生理学・バイオメカニクスなどを学び、外傷・障害の予防、パフォーマンスアップに興味を持ち、在学中に地域の方にパーソナルトレーニングを行っていた。
現在は肩こりや腰痛、競技のパフォーマンスアップなどお客様の目標に合わせた評価とトレーニンを実施してお客様をより良い状態にできるように努めている。

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