スタッフコラム「ゴルフボディを作る」

第606回 ゴルファーのための食事学「ゴルフの前には、身体を温める食材を食べよう!」

トータルゴルフフィットネス 管理栄養士の中島です。

寒い冬のラウンドが始まる時、皆さんの身体は温まっていますか?

寒くて身体が固まる、、、身体が動かしづらい、、、
冬季のラウンドは、この様な方が多いのではないでしょうか。

皆さんのパフォーマンスアップ!怪我予防!のためは、身体が温まった状態でラウンドをスタートすることが重要です。その為におすすめの食材をご紹介します!

『生姜』

今回おすすめする食材は『生姜』です!

身体を『温める』食材や成分は多く存在し、唐辛子の『カプサイシン』や、ココアの『テオブロミン』などがこの一種です。これらの成分は、どの様に体内で作用し身体を『温めるか』が異なります。

今回紹介する生姜には『ジンゲオール』という成分が含まれます。
ジンゲオールは、そのままでは身体を温める効果はありません。
乾燥、また加熱することで『ショウガオール』という成分に変化します。
このショウガオールに、身体を温める効果があります!

ショウガオールは生姜の辛味成分ですが、唐辛子の様な辛味はありません。
体内で発汗を促進し、この作用により身体を温めます!

『なぜ身体を温める必要があるの?』

では、なぜ体温を上げる必要があるのでしょうか?

体温が上がると血管が拡張し、全身に酸素が届きやすくなります。指先から足先まで全てを動かすゴルフは、全身の筋肉を動かす為に、隅々まで酸素が届くことが重要です。全身に豊富な酸素が届くことで、ゴルフのパフォーマンスアップに繋がります。
そして体温が上昇するということは、筋温も上がるということです。筋肉が温まることで、筋肉の損傷(肉離れや筋断裂)を防ぎ、関節の可動域アップを促します。ゴルファーの皆さんが練習通りのスイングをする為に、身体が温まっていることが重要です。

そして、準備運動は身体の為だけではありません。
スイングの動きやラウンドの流れをイメージすること、心の準備をする為にも、身体を温める時間は必要です。

それぞれの栄養素における目標値には個人差があり、個々の目標や身体の状態によって適正な値は変化します。
TGFでは、管理栄養士の中島が、皆様それぞれに適した摂取量を提案させていただきます。是非館内でお声掛けください!

引き続き様々な観点から、ラウンド中の栄養管理についてご紹介させていただきます!



中島遥
管理栄養士 パーソナルトレーナー
長野県出身。神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科にて管理栄養士、栄養教諭の資格を取得。卒業後は小学校で管理栄養士として働きながら、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を取得。
現在、トータルゴルフフィットネスでは、「食事と運動」両方の面からお客様の望む身体作り、パフォーマンス向上に貢献できるよう努めている。
ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。
中島 遥
中島 遥

管理栄養士 パーソナルトレーナー
長野県出身。神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科にて管理栄養士、栄養教諭の資格を取得。卒業後は小学校で管理栄養士として働きながら、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を取得。
現在、トータルゴルフフィットネスでは、「食事と運動」両方の面からお客様の望む身体作り、パフォーマンス向上に貢献できるよう努めている。

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