スタッフコラム「ゴルフボディを作る」

第578回 ゴルファーのための食事学「ラウンド後、何を食べたらいいの?」

トータルゴルフフィットネス 管理栄養士の中島です。
今回はこれまでの栄養素の解説を一旦お休みし、「ラウンド後に何を食べるか?」ということについて考えていきたいと思います。

皆様はラウンド終わり、何を召し上がりますか?

たくさん汗も流したことですし、ビールで一杯!というお気持ちも分かりますが・・。
皆様にはぜひ「次のゴルフに繋がる!」「身体の為になる!」そんな食事を知っていただき、心の栄養身体の栄養を考えて食事の内容を選んでいただきたいと思います!

何を選ぶ?

ラウンド後、皆様が「疲れたな」と思った時、この疲労には種類があります。
様々な分類方法がありますが、大きく『肉体的疲労』『心理的疲労』に分けて考えることができます。今回はまず『肉体的疲労』に焦点を当て、改善を促す為に必要な栄養素の一つ『ビタミンB1』を含む食事をおすすめします!

ビタミンB1とは?

ビタミンB1は主に豚肉や大豆、玄米等に豊富に含まれます。
役割は主に『エネルギー産生の補助』です。ビタミンB1はエネルギーを作り出す際に欠かすことのできない栄養素であり、特に糖質を素にエネルギーを産生する際に重要です。
エネルギーの産生がスムーズに行われることで、疲労回復精神の安定に繋がると考えられています。

何を食べる?

ビタミンB1を豊富に含む食材として、動物性食品は豚肉が挙げられます。植物性食品からは大豆ごま玄米が挙げられます。
以下に具体的な料理も記載させていただきますので、夕食を選ぶ際の参考にしてください!
・豚肉の生姜焼き
・玄米ご飯と納豆の定食
・冷しゃぶサラダ などなど、、

ポイントは主菜に豚肉料理を選ぶこと、また米を食べる場合は精製されていない玄米や雑穀米を選ぶことです。
また味噌汁や納豆など、大豆を含む食品を摂取することを考えると、和食がおすすめです!

それぞれの栄養素における目標値には個人差があり、個々の目標や身体の状態によって適正な値は変化します。
TGFでは、管理栄養士の中島が、皆様それぞれに適した摂取量を提案させていただきます。是非館内でお声掛けください!

引き続き様々な観点から、ラウンド後に食べるべき栄養素を紹介していきます!



中島遥
管理栄養士 パーソナルトレーナー
長野県出身。神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科にて管理栄養士、栄養教諭の資格を取得。卒業後は小学校で管理栄養士として働きながら、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を取得。
現在、トータルゴルフフィットネスでは、「食事と運動」両方の面からお客様の望む身体作り、パフォーマンス向上に貢献できるよう努めている。
ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。
中島 遥
中島 遥

管理栄養士 パーソナルトレーナー
長野県出身。神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科にて管理栄養士、栄養教諭の資格を取得。卒業後は小学校で管理栄養士として働きながら、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を取得。
現在、トータルゴルフフィットネスでは、「食事と運動」両方の面からお客様の望む身体作り、パフォーマンス向上に貢献できるよう努めている。

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