スタッフコラム「ゴルフボディを作る」

『ビタミンD』

ビタミンDは、骨の健康を維持する為に不可欠です。また、筋肉の炎症を抑制する為にも働きます。よって、ゴルファーがビタミンD不足となった場合、骨折や肉離れのリスクが上昇することが考えられます。
ビタミンDに関しての研究は多く、様々な論文が挙げられます。例えば、ビタミンDを補給することで、高齢者の筋肉パフォーマンスを向上させ、転倒のリスクを低下することが述べられています。（※1）

『なぜ今なの?』

今回のコラムを1月の現在『冬』に投稿させていただいたことには理由があります。ビタミンDは紫外線に当たることで皮膚で生成することが可能です。しかし、現在はどうでしょう?ラウンドの回数が減り、またラウンドをする場合でも、皮膚の出ない厚着をしている方が多いのではないでしょうか。

太陽の角度や、紫外線に当たる皮膚の範囲など、様々な要因が関わることから一概に何分太陽に当たればOK!という値を出すことは困難です。しかし、季節が大きな要因になるということは分かっています。日照時間の短い冬は、食事から！ビタミンDを積極的に摂取して欲しいと考えます。

『ビタミンDを含む食材』

ビタミンDを含む食材、かつ手軽に食べられるものとして、きのこが挙げられます。干し椎茸やエリンギなど、食材一個当たりの重量が小さいため、含まれるビタミンDがとても多い！とは言えませんが、毎日の料理に手軽に取り入れ易く、和洋中の料理に関係無く料理に使えるのがきのこです。

その他はどうでしょう？
穀類や野菜類にはほとんど含まれないことが分かっています。
きのこ類以外では、秋刀魚やイワシなどの魚介類に豊富に含まれます。魚介類はビタミンDのみならず、良質なたんぱく質も豊富です。若い方を中心に肉類が好きな方は多いですが、魚介類は全てのゴルファーにおすすめの食材です！

『サプリメントは？』

ビタミンDをサプリメントで摂るのはどうでしょう？
その他のサプリメントと比べて、比較的過剰摂取による健康リスクが少なく、安全度は高いと考えます。
しかし、もちろん適正量の摂取が必要です。食事摂取基準などを参考に、自身に必要なビタミンD摂取量を把握すること、また管理栄養士や医師に相談し、適切な摂取をしていただくことが重要です！