スタッフコラム「ゴルフボディを作る」

第577回 シニア向け!捻転力向上エクササイズ!

トータルゴルフフィットネス トレーナーの小林です。
100歳でもゴルフ応援プロジェクト。今回のテーマは『捻りを極める!』です。

ゴルフスイングでは身体を捻ることによって力強いスイングをしたり、安定したスイングを生み出します。 捻りが浅くなると発揮できる力も少なくなり、飛距離の低下などが起こります。

ゴルフスイングで重要な捻りは2つあります。

1つ目は下半身の股関節の捻りです。
股関節の捻りは、内旋-外旋の2つの動きをスムーズに行う必要があります。
股関節の捻りを良くすることによって左右への体重の乗りや体重移動をスムーズに行う事が可能になります。そしてスウェイやスライドといったスイングエラーも防ぐ事ができます。

2つ目は上半身の体幹の捻りです。
体幹の捻りではスイングの1番のエンジンと言っても過言ではないでしょう。
この捻りの動きができるかできないかで大きく飛距離に影響を及ぼします。
スイングの後にお腹を使った感覚があるか、練習後に腹筋が筋肉痛になるか、このような情報でも体幹の捻りを使う事ができているかが判断可能です。

この2つの捻りの動きを連動させることによって、最適なスイングに近づける事ができます。
今回はこの2つの捻りに対してのトレーニングをご紹介します。

動画にて詳細にトレーニングを説明していますので併せてご覧ください。

トレーニング紹介

股関節捻り(股関節内旋-外旋)

  1. 足を前後に開きクラブを骨盤に当てて持ちます
  2. クラブを身体につけたまま左右に捻ります
  3. 足の前後を入れ替え再度同じ動きを行います
ポイント
・前足の膝が左右にブレないように行います

体幹の捻り(腹斜筋のトレーニング)

  1. 足を前後に開き身体の前で両手でクラブを持ちます
  2. クラブを左右に移動させるように身体を捻ります
  3. 足の前後を入れ替えサイド同じ動きを行います
ポイント
・下半身が動かないように行います

股関節と体幹を合わせた捻り

  1. アドレス姿勢になり身体の前で両手でクラブを持ちます
  2. 股関節と体幹を同じ方向に捻ります
  3. 左右行います
  4. 動きに慣れてきたら股関節と体幹の動きに時間差を作ります
ポイント
・身体が横に流れないように行います

まとめ

今回ご紹介したのは『 捻りを極める 』為のトレーニングです。
ゴルフでは正面を向いているが左方向や右方向にボールを飛ばすという特殊な動きをするスポーツなので捻りの動きがとても重要です。
さらに、止まっているボールを打つのがゴルフなので捻りの動きの繊細さがより重要になります。

ゴルフに必要な捻りの動きを鍛えより良いゴルフライフを目指していきましょう。
より詳しく捻りのトレーニングが気になる方はトータルゴルフフィットネスの体験でお待ちしております。

力強い身体の捻りをしたい方のために!

トータルゴルフフィットネスでは、ゴルファーの願いを最短で叶えるために、トレーナーとコーチが連携してカラダのチェック・スイングのチェックを行います。
『カラダの問題点』『ゴルフスイングの問題点』を明確にし、効率的なゴルフスイングを身につけるための提案を行います。
ゴルフレッスンだけではなかなか修正が難しかったフィジカル面の課題もゴルフ専門のトレーナーがしっかりと見極めて改善へ導きます。



小林 和仁
トータルゴルフフィットネス所属パーソナルトレーナー
トレーナー長年、日本スキー界の第一人者として活躍する一方、オフシーズンのトレーニングの一貫として、ゴルフ歴も30年以上。スキーにおける卓越した体重移動のテクニックをグルフスイングにおける体重移動に応用するとともに、体幹部の動き、捻りの動作等、「柔軟でスマートな動き」をプロ・アマ問わず多くのゴルファーに指導。
ゴルフスイングの改善やそれに必要な身体の動かし方をもっと具体的に知りたい方、今のスイングからステップアップしたい方に、トータルゴルフフィットネスのゴルフボディチェックをお勧めします。トレーナーがマンツーマンでゴルフに必要な身体の動きをチェック(12項目以上)、さらにゴルフコーチによるスイング分析を行って、身体とスイングの両方から課題を洗い出し、的確なアドバイスをさせて頂きます。
小林 和仁
小林 和仁

長年、日本スキー界の第一人者として活躍する一方、オフシーズンのトレーニングの一貫として、ゴルフ歴も30年以上。スキーにおける卓越した体重移動テクニックをゴルフスイングにおける体重移動に応用するとともに、体幹部の動き、ひねりの動作等、「柔軟でスマートな身体の動き」をプロ・アマ問わず多くのゴルファーに指導。

の記事