多くのゴルファーが「飛ばすこと」に注目しがちですが、実はスコアを縮める一番の近道は アプローチショット にあります。プロゴルファーはもちろん、アマチュアでも上級者ほど50ヤード以内のショット精度が高いことが特徴です。逆に言えば、アプローチを苦手のままにしておくと、なかなか100切り・90切りは見えてきません。
目次
距離感”を体で覚える練習法
アプローチで最も重要なのが距離感です。
特に30〜50ヤードは感覚の差がスコアに直結します。おすすめは以下のような練習法です:
- 30・40・50ヤードの地点に目印を置く
- 同じクラブ(例:AW)で、スイング幅を「時計の9時〜3時」などに固定
- 3球ずつ打ち、距離のズレを確認する
このとき、「力で打とうとしない」ことがポイントです。振り幅とリズムで距離を作ることを意識しましょう。
失敗しない“クラブ選び”の基本
アプローチではSW(サンドウェッジ)やAW(アプローチウェッジ)だけでなく、7〜9番アイアンを使うケースもあります。
例えば:
- ランを多めに出したい → 7〜9番アイアン
- 球を高く上げて止めたい → SWやAW
グリーンの形状やピン位置によって、最適なクラブは変わります。毎回同じクラブだけを使うのではなく、状況に応じて使い分ける練習をしておくと、実戦で迷いが減ります。
アプローチでトップ・ダフリを防ぐ構え
アプローチでよくあるミスが「トップ」と「ダフリ」です。これを防ぐには、構え方が重要になります。
- スタンスは狭めに(肩幅より狭く)
- ボール位置は中央よりやや右(右打ちの場合)
- 体重は左足7割、フォローは低く抑える
この基本を徹底するだけで、ミスの確率は大きく減少します。
まとめ
アプローチ練習がスコアアップの最短ルート
飛距離アップも魅力的ですが、アプローチが安定すればパーやボギーが増え、スコアが劇的に変わります。
「毎回練習場でドライバーばかり打っている」という方こそ、今日から “アプローチ練習の時間”を設ける のがおすすめです。